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イラストレーター瀬島志保子のブログ
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ETであること。

私は、小さい頃から首に異常にしわが多い。初めてそのことに気付いたのは小学校4年生の運動会のときだった。仲良しのまゆみちゃんに「しほちゃん、赤白帽子かぶりすぎたん?」と言われた事で、自分の首にはどうやらしわがたくさんあるらしいということを認識したのだった。まゆみちゃんは、「赤白帽子のゴムが、首にくいこんでできた跡」だと思っての発言だった。

大人になり、私の首のしわに気付いた人は皆「老化」だと思うかもしれませんが、これは生まれつきです。いや、プラス老化もあるのでしょうけど。年々ひどくなってますから。もう、心の中で「なんだ?あのしわは?」と思われると思うと、近頃いたたまれないので、全国ネットで「自分は、ちゃんと気付いてるよ」ということを知らしめたいと思い、このような文章を書くにいたりました。(このサイトを見ている方は非常に少ないので、有効な手段ではないかもしれませんが。)

私が、首の空いた服を着るという事は、つまりとても勇気がいるということです。他人様には、「なんだ、そんなこと」と思われるかもしれませんが、デコルテ全盛期において、かなりのハンデであることに間違いありません。(何に対してかよくわかりませんが)それにしてもこの写真は小さくてわかりにくいですけど、このようなET風の作りになっています。

  • 2010年4月2日
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姉のクロッキー

春から中学生に美術を教えることになったので、「中学生の気持ちを思い出そう」と考え、姉と自分が中学生の時に描いたクロッキーを眺めていました。

私は、当たり前ですが昔から絵を描くのが好きだったので、自分で言うのもなんですがいつも通知表は10でした。ただ、美術の先生からは「上手いけど、おもしろみがない」とよくいわれていました。小学生の時も「上手いけど、元気がない」だのなんだの言われた覚えがあります。「小学生なんだから、紙からはみださなきゃ」みたいなことも言われました。その美術教育の結果、今は元気に紙からはみ出す絵を描いている訳であります。しかし、「元気だけが取り柄」のNHK朝の連ドラ主人公がもてはやされるのは、20代までです。「おっちょこちょいで元気」が、いつしか「使えないうえにうるさいおばはん」と言われないように日々努力してまいりたいです。

さて、話がそれました。そうそう、姉はどちらかといえば美術は好きではなかったようで、ある意味キテレツな作品が多いです。中でも彼女が作った作品でもっともアーティスティックなのは、「みずぼうそうフラワー」という草間弥生も真っ青の紙粘土オブジェですが、本人は全く覚えていなかったです。もちろん彼女が草間弥生を知るはずもなく、成績もBでした。

このクロッキーは姉が13歳のときに描いたものですが、耳の辺りのふるえる線が、とても姉らしいと思います。

  • 2010年3月30日
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好きな絵本「ロボット」

私が初めて手にした飛び出す絵本です。父のアメリカみやげでした。

今見ると、なんちゅうイケテルグラフィックなんでしょうか。当時はリアル80年代だったのでこういうもので溢れ返っていたのでしょうね。中身を紹介してなくて申し訳ないですが、中身も相当攻めています。空白というものを極力排除した仕上がりで、幼心に情報量の多さにたまげた思い出があります。

子どもに見せるには、少々刺激が強いんじゃないのか?というような鬼畜顔のハーレーのおじさんとか、口紅がはみでた、ぶっこわれた女性とか出て来ます。しかも、未来の情景を描いているはずが、コンピューターが木でできてたりします。

この微妙にズレて派手な上に飛び出す絵本ですから、それはもう大変でした。引っ張る所とかがついているんですけど、引っ張ってからいつも後悔していました。妙に疲れるんですよ。痛みを伴いながら引っ張ったり押し込んだりしていました。お陰でぼろぼろズタズタで、もはや未来を描きながら同時に過去にも繋がっている妙な絵本に成り果てています。

  • 2010年3月25日
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子どもが出会うはじめての百科

再び、おすすめ書籍の推薦文を書かせていただきます。おすすめというか、これしか知らないんですけど。この百科は子どもながらに衝撃的でした。なにせ、絵がリアル。しかも外人が作ったもんだから、当然出てくる人間が全部外人だし、文化も基本的に西洋規準だから、全然当時納得できませんでした。シャワーじゃないでしょ、お風呂でしょ。チェスじゃないよね、将棋だよね?という具合に、、、。

さらに、親は私と姉のレディネスを無視して、だいぶ早い時期にこれを与えてしまいました。「生命の誕生、生殖と出産」のページには我々姉妹は異常に食らいつきました。(いや、わたしだけかもしれない)3歳くらいにはもう子宮の落書きかなんかはできていたでしょう。おかげで、そのあと私についたあだ名は「エロ本」です。思えばここらへんからなにかが歪み始めた気がします。このバタ臭いリアルイレストレーションから繰り出される、生々しい出産シーン、、、。

おすすめ書籍の紹介なのに、なんだか雲行きが怪しくなって来ました。当時真剣に見たのは、実際その「生命」系のページだけですが、改めて見ると本当におもしろいです。むしろ大人の為にある。「ウォーリーを探せ」の走りだといえるような俯瞰図の細かいイラストシーンなど、是非みなさまに見てほしい。今手に入るのだろうか、、、。ちなみに角川書店です。

  • 2010年3月24日
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長新太さんの絵、疑惑。

この絵は、私が産まれた時からず〜〜〜と子ども部屋の壁に掛かっていて、小さい頃から私も大好きな絵でした。

母が昔から「これは、有名な絵本作家の長新太さんの絵だよ。」と言っていたので、きっと何かの印刷物を、母が好きで額に入れているのだろうと思っていました、、、、が。最近よ〜く見たら、なななななんと、「原画」ではありませんか。

驚いて母に「これ、原画やんか!!どうしたん!本物なん??!」と聞くと、昔父の知り合いの出版社の人からもらったのだそうな。「え?本当に長新太さんの絵なん?」と再度尋ねると、「た、多分」と。なんとも頼りない返事だったので、私は額から外して絵の裏などを確認しましたが、なんにも書いてありませんでした。

でも実際、長さんが描いた物であっても誰か別の人が描いた物であっても、特に重要なことではなかったです。だってこの絵はずっと家族皆が大好きな絵だったのですから。羽の生えたライオンが、夕日の中を飛んでいるんですよ。

  • 2010年3月21日
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