私も多分、今でも使い方を間違って使っている言葉がわんさかあるんだろうなと思います。しかもしゃあしゃあと、得意げな顔をして間違っていたいたときの恥ずかしさときたら、全裸でスクランブル交差点を走り抜けるくらい恥ずかしい気持ちになります。(そんな夢ならよく見るので一応経験者です)
教師としては、それをきちんと正しい方向に導いてあげなければいけないのに、私はタイミングを逃してにんまりしただけという最低な教員です。しかもネタに。だってかわいいんですもの。今度間違えたらどうやって言ってあげようかなというシュミレーションまでしているんだから、早くまた間違えないかしら。
中学生は、3年間ですごく変わります。1年生はまるで母親に接するように教師にじゃれつきます。じっと見つめても、ニコニコして話し続けます。『今から立ち歩いたひとは、100万円払ってもらいます」とかいう冗談めいた注意をしても、すんなり受け入れる素直さがあります。
2年生は、いつも何かを破壊したがっているようです。全員ロックミュージシャンか?というくらいナイーブなハートを持っています。
3年生は、見た目がほぼ大人になって身長も追い抜かされるので一瞬こちらも緊張しますが、大きな体でヘルメットをかぶって自転車をこぐ姿が妙に愛嬌があります。
何気ないようで、とても懐かしい会話を最近聞いてしまいました。田舎の中学生にとって街に行くという事は大イベントでした。親の車がないと、お金がないと、許可がないと、なかなかできないことだったのです。
どうやらうちの地域では、大型ショッピングセンターサティは、中学生の聖地であるということが判明しました。「おまえんち、昨日サティ行ったんやろ?ええなあ」という会話もよく聞きます。だから、高校生になったらどうやら毎日でもサティに行っていいらしい、という噂は彼らにとってはすごいことなんだなあっと思いました。
私は高校自体も山の方だったので、もはやコンビニしか(ちなみに23時で閉店)寄り道できる場所がなく、それでも嬉しくて毎日なにかおやつを買っていました。そのコンビニも東京から帰ってきたら潰れていて衝撃でしたけど。わたしの思い出の「ヤマザキ」が。