ShihoSeji Blog

イラストレーター瀬島志保子のブログ
Skip to content
  • ホーム
  • ポートフォリオ
  • 自己紹介

29歳だー!

2月19日に無事に29歳を迎えました。コペルニクスと中島美嘉と和田ラヂオと一緒の誕生日です。志村けんとは一日違いです。ちなみに姉は徳川家康と毛沢東と同じ誕生日なのです。友達のかおりちゃんはレオナルド・ダ・ヴィンチと一緒です。もういいか、このくらいで。

29歳になるともう誕生日も29回目なのでそろそろ飽きて来ます。特にこれといってスペシャルディだわ!ときばることもなくなるのです。その日は朝から快晴でなくてはならないという思い込みや、小鳥のさえずりで目が覚めなくてはならないということもないのです。ましてや17歳の誕生日とは訳が違うのです。かつて山口智子主演の「29歳のクリスマス」っていうドラマがあったけど、あれってこういうことだったの?という気持ちにも、観ていないので残念ながらなりません。

2月生まれというのは、大概同級生が一足先に29歳になっているので、勝手にもう自分は29歳になったという思い込みがかなり前から刷り込まれます。しかも私の友達はなぜか一つ年上が多いので、ますます自分はもう30歳だという気持ちでなんとなく生きています。だから「あ、やっと29歳になってくれたか。もう迷う事はない。」と自分でも安堵することがあります。

前置きが長くなりましたが、こうやってみると、なんだ案外思い入れがあるんじゃないかと思われますね。

今回は姉の住む大阪にいって、家族に祝ってもらいました。ケーキはホールではなく、色んな種類を買って色んな味を楽しもう!という気配が去年の姉の誕生日辺りから濃厚になりました。でもこれだけ買っても、私は甘味リミットが早いのでほとんど姉に奪われてしまいます。さすが家康!全部たいらげようとする姉から、母が無理矢理ケーキを奪いさり、タッパーに詰めています。姉が大声で文句を言っています。恐るべし家康!

プレゼントは、父からデジカメをもらいました。特にねだったわけではないのです。かなり前から「デジカメ買わな〜」とつぶやいていたのが、彼の脳みそへの刷り込みに成功したと思われます。色もメーカーも何にも指定しなかったのですが、おかしな気をきかせた父はわざわざ赤いカメラを注文。どうもありがとうございます。

当たり前だけど来年は30歳です。多感であった19歳の時に、「30歳の私へ」という手紙を書いたのですがそれは30歳にならないと開けられないのです。それが30歳になることの唯一の楽しみです。29歳もがんばるぞー!

  • 2011年2月22日
  • 日々
  • トラックバック

カキランド

私は海の幸が美味しい三重県に住んでいるんだった!ということを再確認しに、焼きガキの食べ放題へ行って来ましたー。前日まで雪が降っていたのに、この日は晴れたー。よかった。見てください、このうららかな日和。(あんまりわからないね)

高速にのって鳥羽へ、高速を降りてからどんどん山道を走ると、突如「かき〜、焼きガキ〜、生ガキ〜量り売り〜、食べ放題」などの看板がわんさか出て来ました。いいですねー、このカキランド的な感じ。広島だけじゃないんだな、カキは。

ポジティブにカキについて書いていますが、私はかつて2回カキに当たった事があります。大フィーバーでした。一度目は中3のとき、期末試験の最終日でした。前日に母がカキ鍋を作って、フィーバーしたのは私だけ。期末試験が午前中までで、試験中はなんにもなく無事でしたが。家に帰って大好きな「ガラスの仮面」を読んでいる時に「全然楽しくない、なんでだろう」と思って横になっていました。そのあと、大嘔吐。あとは「死ぬー死ぬー」とうわごとのように言って倒れ、3日間くらい寝込んでいました。

2回目は練馬に住んでいる時で、アホみたいにスーパーの生ガキを普通に食べてピーピーです。仕事を休んで、それだけ。それでも、私はカキが好きなんです。いつ食べてもびっくりします、美味しさに。

どうですかー!バットに取り放題です。外でおっちゃんが、タバコ吸いながら面倒くさそうにカキをボンボン焼いていてなんか海の男という感じでした。メニューはカキフライとカキご飯とカキのお味噌汁とカキ食べ放題で2100円。楽しかった〜。生ガキだとそんなに量が食べられないけど、焼きガキはいくらでも食べられました。このバット持って5往復くらいしたよ。

帰り道、一瞬かつてのトラウマが私を苦しめ、不安になって気持ち悪くなりましたがセーフ。あ〜よかった。これからもカキを排除しない人生が送れそうです。

  • 2011年2月14日
  • 日々
  • トラックバック

マジシャンの休日。

外が雪で妙に霞がかっている自宅。今日は朝からマジシャンの父が、なにやら銀色の玉を浮かせるパフォーマンスに夢中。13日に東京で発表しなければならないとかなんとか。

銀色の玉を浮かせるマジックなんてなんで今更やるんだろう。やめなよ、と私は言いたい。もう珍しくも何ともなかろう。しかも何度も落としている、その度に玉が半分に割れ、悲しそうに修理する父。

父だけではない、母はもう何年も、全くマジックに興味がないにも関わらず無理矢理父のアシスタントとしてショーにかり出されている。その度に意味不明の格好をさせられて、しかも父に怒られている。結婚ってきっと失う物も多いものなのだ。

ひどいときは、姉が小5のときにバレエで着ていたレオタードを着て、変な箱から飛び出なければならないときもあった。あの映像を観たとき、私は言葉を失った。ブルーのピッチピチのレオタードを着て飛び出る母。観客は一体どの部分に驚いたのだろう。

今回はこれです。金ぴかのドレス。これを着たまま探し物をしている母。母が歩くところに金色のラメが落ちて行きます。母は健気です。そうこうしていたら、「シホコ、ちょっと見といてくれ」という声が。どうやら今回は、銀色のボールが浮いた後、母の首も浮いているように見せたらおもしろいんじゃないか、という事を思いついたらしいです。で、上手に首が浮いているように見えるか、見ていてくれということでした。

楽しそうに首を動かしていた母は、また父に怒られていました。「そうじゃない!こうや!こう動くんや!」と。しょんぼりしながらも果敢に挑戦する母。私はいつものように無言でその場を立ち去りました。私は鳩に餌をやる以外はマジックに関してはノータッチです。巻き込まれる訳にはいかないのです。犠牲者は母一人で十分です。

でも、13日はうまくいくといいね。母の為にそう思います。

  • 2011年2月11日
  • 日々
  • トラックバック

ミチコの生活。

我が家から歩いて5分のご近所にすむ、小泉純一郎に激似の祖母ミチコ。一緒にご飯を食べたり、お漬け物をもらったり、病院に連れて行ったり、重い物を運びにかり出されたり、野菜をもらいにいったりと、もちつもたれつ日々顔を合わせています。

近頃は飼い犬のクロちゃんに噛まれるなどして、威厳は消失し、強風が吹けば一瞬で吹き飛んでしまいそうな小さな彼女ですが、時々ふと素敵な一面を見せてくれます。

彼女の家でお手洗いに行くと、毎回飾ってあるお花が違う。この前は水仙の花だった、この日は梅の花。その前は椿。「ばあちゃんはトイレが近いから、トイレが気持ちいい場所じゃないと嫌なんさ」と言っていました。もっともだ。切実な事情の中にも彩りを。

彼女は多趣味で多忙。体操に書道に俳句と畑の間を行ったり来たり。「体操にいかなくなったらおしまい」と言いながら大雪の日に小さな老人バイクで公民館へ。ほとんど誰も来ていなかったそうな。そういうときの誇らしげな表情が可愛らしくもあり、心配さすなよと言いたくもなります。

上の書道の写真、私には違いが一切わからないけど、いつも「この中でどれがええやろか?」と彼女に聞かれます。心の中では「どれも一緒ちゃうか?」と思いながらも「そやなああああああ、、、、やっぱり真ん中やろなあ。なんか空気が凛としとるでええ」と訳の分からない理由をつけて納得してもらいます。大概「おばあちゃんもそう思っとったわ」と言います。へー気が合うね。

この間はタンスをごそごそしていたら、なんと彼女が15歳の女学校時代の書道まで出て来ました。戦火に負けずにどんだけ物持ちがいいんだよ。「こんときは先生にハナマルもらってなあ」って。一度褒められれば一生幸せに過ごせるという才能まで持っています。見習います。

と、こんなに褒めてしまいましたが、褒めるとおばあちゃんはどこまでも調子に乗ってノリ乗りでややこしくなるので、褒めていた事を彼女の耳に入れては行けません。

  • 2011年2月7日
  • 日々
  • トラックバック

免許更新と髪失敗と鍋

免許更新のハガキが届いたのは1月10日ころです。5年前新宿で免許を更新したときは「次は平成23年の誕生日までか〜」と思って途方もなく先の話だと思っていましたが、時間は確実に流れる物ですね。こわいこわい。

5年前のその日は、健康診断で「貧血と低コレステロール」と診断をくだされた直後で、青白い不機嫌な表情の免許ができあがっていました。5年も毎日携帯するのにこれかよう、、、。と思っていましたが、今回もそう変わらない冴えない表情のゴールド免許の更新ができました。しかし確実に老が忍び寄っているのを感じました。前は顔のこんなところにヘコミなんかなかったぞ?という場所に変なヘコミが。えくぼの割には下過ぎないか?

私はゴールドなので30分間の講習だけでいいのです。講習部屋で見知らぬ老若男女と待つ事数分。もう何千回も同じ事をしゃべってきましたああああ!!!という生きるテープレコーダーのような、決まり文句を叫び散らかす恰幅のいい女性教官が勢いよく入って来ました。でも、なんかこの人好き。すごくハキハキとしゃべっているこの女性教官に元気をもらう私。事故件数の多さとか悲惨な状況を講義してくれているにもかかわらず、元気がよすぎて自己啓発セミナーに参加したような気分。わかった、気をつけます。ハンドルをにぎったら全力で安全に気をつけます。ありがとう教官、5年後もあなたの講義がいいです。よろしくおねがいします。

そのまま私は伸びきった髪の毛をどうにかしようと美容院へ。どうにかといっても具体的なプランは一切なく、「適当に整えてください」といって眠気に襲われ、次に目を開けた時には前髪がぱっつんと無くなっていました。美容院で顔を上げたときに笑顔になったことはあまりありません。どういえばいいかわからない髪型です。聖子ちゃんカットと日本人形とヘルメットを足して三で割ったような。でもこの美容師のお姉さんがかわいいので、いつも何も言えません。髪はまた伸びる、というのが信条です。

夜は、私が勤めている中学校の地区の高校生(ややこしいね)との交流会。「なんか今日先生違う。」を連発されるけど、髪型だろう?おかしいのは。人生は失敗の連続さ、と静かに高校生を諭す。

この日は3年生を送る会だったので鍋パーティーでした!

メニューはカニ鍋とキムチ鍋。なんという贅沢な。1年生と2年生と私で準備をしたのですが、高校生ならもうわかると思っていた私がアホでした。キノコ類のイシズキを取るという事を知らなかったらしく、食べている最中に気付きました。なんかキノコおかしい。

集会所の先生はカニなら豪華だからみんな喜ぶに違いないと思って、カニ鍋にしてくれたのだろうと思います。でもね、案外子ども達は面倒くさい物が嫌いなのです。圧倒的に人気だったのはキムチ鍋で、カニ鍋のカニはほとんど手を出さない高校生。実を言うと私もカニ鍋が苦手。さらに「豆腐きら〜い。」「キノコは人間の食べる物じゃないよ〜」など言いたい放題です。そんなもんです。

キノコでお腹がいっぱいになって帰宅すると、母がインフルエンザとおぼしき症状で寝込んでいました。今日は色々ありました。

  • 2011年2月2日
  • 日々
  • トラックバック
前のページ
次のページ
  • 自画像

    イラストレーター 瀬島志保子 のブログです。

    作品は 作品サイトでご覧下さい。

    • 自己紹介
    • 作品サイト
  • 検索

  • 最近の投稿

    • 姉の赤ちゃん
    • コロナになって時間ができた。
    • 息子の絵
    • 「ろくべえまってろよ」イラスト描きました。
    • 夏は色々2018。
  • カテゴリー

    • イラスト (238)
      • 4コマ劇場 (123)
      • その他イラスト (5)
      • 映画イラスト (109)
    • おしらせ (44)
    • 日々 (417)
    • 未分類 (1)
    • 観たり聴いたり (16)
  • アーカイブ

  • リンク

    • 絵描きかおりちゃん

©2007-2025 ShihoSeji Blog

Powered by WordPress