免許更新のハガキが届いたのは1月10日ころです。5年前新宿で免許を更新したときは「次は平成23年の誕生日までか〜」と思って途方もなく先の話だと思っていましたが、時間は確実に流れる物ですね。こわいこわい。
5年前のその日は、健康診断で「貧血と低コレステロール」と診断をくだされた直後で、青白い不機嫌な表情の免許ができあがっていました。5年も毎日携帯するのにこれかよう、、、。と思っていましたが、今回もそう変わらない冴えない表情のゴールド免許の更新ができました。しかし確実に老が忍び寄っているのを感じました。前は顔のこんなところにヘコミなんかなかったぞ?という場所に変なヘコミが。えくぼの割には下過ぎないか?
私はゴールドなので30分間の講習だけでいいのです。講習部屋で見知らぬ老若男女と待つ事数分。もう何千回も同じ事をしゃべってきましたああああ!!!という生きるテープレコーダーのような、決まり文句を叫び散らかす恰幅のいい女性教官が勢いよく入って来ました。でも、なんかこの人好き。すごくハキハキとしゃべっているこの女性教官に元気をもらう私。事故件数の多さとか悲惨な状況を講義してくれているにもかかわらず、元気がよすぎて自己啓発セミナーに参加したような気分。わかった、気をつけます。ハンドルをにぎったら全力で安全に気をつけます。ありがとう教官、5年後もあなたの講義がいいです。よろしくおねがいします。
そのまま私は伸びきった髪の毛をどうにかしようと美容院へ。どうにかといっても具体的なプランは一切なく、「適当に整えてください」といって眠気に襲われ、次に目を開けた時には前髪がぱっつんと無くなっていました。美容院で顔を上げたときに笑顔になったことはあまりありません。どういえばいいかわからない髪型です。聖子ちゃんカットと日本人形とヘルメットを足して三で割ったような。でもこの美容師のお姉さんがかわいいので、いつも何も言えません。髪はまた伸びる、というのが信条です。
夜は、私が勤めている中学校の地区の高校生(ややこしいね)との交流会。「なんか今日先生違う。」を連発されるけど、髪型だろう?おかしいのは。人生は失敗の連続さ、と静かに高校生を諭す。
この日は3年生を送る会だったので鍋パーティーでした!
メニューはカニ鍋とキムチ鍋。なんという贅沢な。1年生と2年生と私で準備をしたのですが、高校生ならもうわかると思っていた私がアホでした。キノコ類のイシズキを取るという事を知らなかったらしく、食べている最中に気付きました。なんかキノコおかしい。
集会所の先生はカニなら豪華だからみんな喜ぶに違いないと思って、カニ鍋にしてくれたのだろうと思います。でもね、案外子ども達は面倒くさい物が嫌いなのです。圧倒的に人気だったのはキムチ鍋で、カニ鍋のカニはほとんど手を出さない高校生。実を言うと私もカニ鍋が苦手。さらに「豆腐きら〜い。」「キノコは人間の食べる物じゃないよ〜」など言いたい放題です。そんなもんです。
キノコでお腹がいっぱいになって帰宅すると、母がインフルエンザとおぼしき症状で寝込んでいました。今日は色々ありました。