
出雲大社神殿内にて、、、。こんな大広間みたことねえ!っていうくらい広い畳の間でした。この広間で大勢でマクラ投げとかしたら楽しいだろうな。いや、しかし非常に神聖で厳かな雰囲気でしたよ、もちろん。
そう、こんなにも厳かで神聖な広間だったのですが、なにせ瀬島家親族は赤子が多い。さやかちゃんちの6才男の子、1才女の子、えりちゃんちの5才女の子、2才女の子、、、我が家の0才男の子。子どもは、自由ですので。こっちサイドは大騒ぎです。しまいにはぺろぺろキャンディをなめてもらって静かにさせ、、、。走り出さないだけ偉かったなあ、みんな。出雲大社の神殿内に入るなんて滅多にできない機会なんだけどなあ。子どもからしたら、そんなん知った事ではないだろう。
さて、式の後は、再びお食事会なんですが、今度の会場はですね!なんと歌手竹内まりやさんのご実家であらせられます「竹野屋旅館」さんです。この建物が、多分重要文化財的なすごい古い建物で、めっちゃ昭和レトロで素敵でした。色々気持ちにもっと余裕があれば、写真をばしゃばしゃ撮りたかったんですが、もう、カメラを出す余裕が私にはなく、皆さんに玄関の写真しかお見せできずに申し訳ありませぬ。

しかも絶妙にタクシーの運転手さんが邪魔をしているという写真。建物も趣があって良かったのですが、私が一番おもしろいと思ったのは、竹内まりやさんのお兄さんでした。あ、この旅館はまりやさんのお兄さんが経営なさってるんですね。お食事会はお兄さんが司会等務めてくださったのですが、かなりズッコケている方で、突然襖から現れて、スリッパでゴキブリをぶっ殺したり、「最後に、お二人に私からプレゼントがあります。原価は100円もしません。妹まりやのサインです。」と言って竹内まりやさんのサインをプレゼントしてくれたりと、絶妙なおもしろさのある方で、それがすごく良かったです。この旅館の受付付近にはまりやさんのグッズがたくさん売られていて、まりやファンには是非足を運んでいただきたく思います。
食事会の最後には、姉夫婦から挨拶がありました。何度も言いましたが、私達姉妹はなかなかのシャイガールズでして、結婚式でお決まりの「両親への手紙」とかが恥ずかしすぎて死んでもできない、という親からしたら育てがいのない娘達でした。なので、私はもちろん自分の結婚式では手紙等読まないままに式を終えてしまいました。姉は一体どうするのだろうと、一瞬緊張が走りましたが、姉は、私よりはやはりちゃんと姉でしたね。
野太ーい声で(私達は声が低い)「これからも一緒に住みますが、今日まで私を育ててくれてありがとうございました。」と、非常に短く、簡潔な挨拶をしました。姉らしかったと思います。あー良かった、せめてネエちゃんには親に感謝の言葉を言ってほしかった、というのが正直かつ身勝手な妹の言い分。ちょっとほっとしたのでした。ありがと、ねえちゃん。
これで結婚式のすべての行事が終わりました。あー楽しかったけど長かった(笑)。細かい事全部、姉達で色々決めて、偉かったなあと思います。プランナーさんが居なかった分、色々不手際もあったんですが(すまんね、えらそうに)夫婦の共同作業は成功したと思います。お疲れさまでした!
私と夫と息子はもうすぐに東京へ向けて帰らなくてはならず、タクシーで空港へ行く道すがら、出雲大社付近の賑わいだお店を指をくわえて、窓から眺めるだけでした。今度はもっと色んなお店を見て回りたいなあ。
賑やかで、ひどく疲れて(笑)、大変に楽しく、大騒ぎの2日間でした。ねえちゃん、まいちゃんおめでとうございました!これからも兄弟夫婦仲良くしような!

朝は、早く起きて朝の温泉に入って、のんびり朝食でも食べて、余裕で支度をして。そんな訳にはまったくいかなかった。真夜中何度も起きて泣きわめく息子に付き合い、ほとんど寝たのか寝ていないのか分からないまま、夫に起こされた。6時45分に起きようねって、言ってたけど、夫が静かーな声で「もう、起きようか、、、、。」と私に言ったのはすでに7時15分のことであった。昨晩私が寝ていない事を恐らく知っていたので、声を掛けにくかったのだろう。
うつぶせで折れ曲がったまま昏睡している息子を抱えて、ぼろぼろの私達は朝食バイキングに行った。そこでも私達は全く落ち着かず、何を食べたのか全く覚えていない。ほとんどの親戚の面々に会ったけど、私の母とおばあちゃんが見えない。父がいたので、聞いてみると「ママと、ばあちゃんは着物着やなあかんで、朝ご飯抜きで今必死に着付けしとるぞ。」と。うおー、向こうも大変そうだ。ちなみに、母は着物を1人で着ることができます。
荷物を置きに、母達の部屋にいってみると、そこはまさに修羅場であった。母が着物を着る日は、毎回修羅場みたいな光景が繰り広げられている。女達は衣擦れの音をさせて、騒ぎ合っている。「ママー、この荷物どこに置いといたらええ?」と恐る恐る尋ねると「もう、そこらへんに投げといて!」と言っていた。おーこわ。よかった、私はワンピースで。いよいよ集合時間が近づいて、私が慌てふためき騒いでいると、夫がしずかーな声で「しほちゃん、落ち着こう。深呼吸しよう、、、。」と。良かった、夫が落ち着いている人間で。どうにかバスの集合時間に間に合いました。
ホテルから出雲大社まで、バスで40分くらい。再びバスに大集合した親戚の面々。けっこうみんな色々ギリギリだったようで、たえおばちゃんは帯が曲がっていた。ママは変な所にピンがささっている。さやかちゃんちも子どもが寝なかったみたいで、大きな目が眠たそうだった。瀬島家はだいたいいつもギリギリな事が多く、初めて夫のご両親と顔合わせのときも確か遅刻した。
雨なのに、出雲大社は大変に賑わっていた。バスを降りて、通された低い天井の続く日本家屋、赤い絨毯。きらびやかで現代的な結婚式場はたくさんあるけど、古めかしいのもいいもんです。あー、日本人って背が低かったんだなあと、しみじみ思う。
親族控え室に通されて、みんなで昆布茶を飲みながらわいわいする。すると、ついに白無垢姿の姉が現れた!!!おおー!親戚一同から歓声があがる。はずかしそーに、よろよろと姉が中央へ歩いてくる。なんか清の西太后みたい。というのは、姉本人がつぶやいた言葉です。私達姉妹は恥ずかしがりなので、常に自虐的なことを言ってしまうのだ。いやいや、大丈夫、綺麗です!この日の、大主役の姉は、みんなから写真をバシバシ撮られていた。バリ島帰りの姉の手は、白い粉を塗ったにも関わらず、日焼けが隠しきれず黄土色の手になっていた。
トイレだか何かに行っていた父が控え室にやっと来て、姉の姿を見て、嬉しそうだった。「おー、これがナホコかや〜。えらいこちゃな〜。」みたいな事をつぶやいていた。私も嬉しかった。ねえちゃん、きれいやで!!
まだ続きます、、、。

キャベツみたいな天然パーマの姉が、ついに結婚をするときがきました。寝袋一つで世界をうろうろしていた姉が、ついに結婚する時がきました。歩き過ぎてすぐに靴がぶっ壊れる姉が、結婚するんですよ。「わたし、結婚なんてせえへんで。」とか言っていた姉ですが、結婚する時がきたんです。お相手は、前回のブログでも紹介した、数学教師のマイちゃんです。
二人が結婚するにあたって、結婚式はどうするのかということになりました。何が問題かというと、姉はめちゃくちゃに友人の数が多いのです。「まりこちゃん」という名前の友人だけで多分3人くらいいると思います。(間違ってる?)そして、大概男性って友人少ないですよね?いや、マイちゃんがどうだかは知らんけど。姉の友人をすべて招待したら、収集がつかないばかりか、マイちゃんの招待客とバランスが難しくなるやら、なんやら。
その結果、親族だけでやっちまおうやということになりました。しかも、マイちゃんの実家は島根。これはもう出雲大社しかなかろうということになり、大阪からマイクロバスを借りて、親族みんなを積み込み島根へレッツゴーしました。マイちゃんの親族は、大概島根に住んでおるので、大阪と三重から行くのはみんな瀬島家側の人々です。83才のおばあちゃんから、6才、1才、0才の赤チャンズまで総勢、、、17名の旅、ピアニストやカメラマンやマジシャンやら、賑やかな瀬島家のマイクロバスの旅。道中ビールを飲んだり、スルメをかじったり、痛風のおっちゃんと頻尿の私を積んでいるものですから、トイレ休憩も頻繁に取っていただきました。
あいにくの雨のなか、5時間ほどかけてやっと島根に着きました。遠方ということもあって、もちろんみんな一泊します。泊まるのは、大きな温泉のある玉造グランドホテル長生閣です。

温泉で疲れをとったあとは、夜の7時から、親族の顔合わせもかねた食事会がありました。全部合わせると、、、えーっともう分からなくなって来た。多分40名くらい?での食事会です。子どもがけっこう多くて、それだけでやっぱりだいぶ賑やかになります。子ども達は、宴会用の舞台にあがって大盛り上がり。まだ歩けない息子もハイハイで一生懸命参加しようとしていました。
食事会が終わって、また温泉に入り、あっという間に夜の10時半。刺激が多かったのか、夜中に突然息子泣き叫び、ほとんど眠れず、ふらふらのまま朝を迎えました、、、。続きは次回、、、。

2週間のうち、一週間は三重で、残りの一週間は大阪で過ごしました。普段大阪には、姉と、週の半分は父が暮らし、そしてなんと3月から、姉の旦那さんも一緒に暮らしているのです!!我が家にまた新しい家族が増えたのです!大事件だ!名前はマイちゃんです。このブログにも時々コメントを寄せてくれています。高校の数学教師です。私は数学が壊滅的にできないので、もう、数学教師というだけでものすごい尊敬しています。メタボとは一切縁のないスリムボディに、同じようなカラーのシャツを15枚くらい持っていて、同じようなチェック柄のトランクスを15枚くらい持っています。そして、チノパンをいつも履いています。面白い顔をすると、松本伊代に似ていますが、普段は空豆に似ています。少し変わっていて、おもしろい人です。
ああ、ここではまいちゃんの紹介をするつもりではなかったのに、、、どんどん出て来てしまうので、別の話にいきます。まいちゃんの話は、次くらいにもっとちゃんとします。
とにかく、今大阪の家は賑やかです。そして結婚をした姉夫婦が、なんと10日間もバリに新婚旅行に行っていて(長いよ)やっと帰って来ました。そんな姉を祝福しようと、私の大学時代からのソウルフレンドよーこが、(現在大阪在住)娘のはーちゃんを連れて大阪の我が家へ遊びに来てくれました。なぜ、私の姉の祝福を?というのは、姉もよーこちゃんとはお友達で、以前は結活のためにコンパにも一緒したりしていましたよ。よかったね、二人とも結婚して!
よーこちゃんはただ今第二子を妊娠中で、大きなお腹を抱えてカーを運転してやって来ました。ロールケーキブームの火付け役となった、めさんこ美味しいロールケーキと、(店名は知らんけど)←大事な所なのに、姉へのお祝いをもってきてくれました。私は、大好きな北海道物産展で買ったシュークリームを買って来ていたので、とんでもなく素敵なティータイムになりました。
よーこちゃんは、私の友人の中でぶっちぎりで一番よくしゃべります。この日もとにかくよくしゃべっていました。(内容は多すぎてもう忘れました(笑)。)娘のはーちゃんは、もうすぐ2才。私の息子はもうすぐ1才。二人は顔を合わせて、なんとなくお互いを気にしている様子でした。赤子が群れている様子は、鼻血がでるほどかわいいです。そうして、しゃべりすぎて内容が全く覚えられない話をたくさんして、帰って行きました。いつも通りの彼女に会えて、良かったです。ありがとう!
後日談、、、。私が買った北海道物産展のシュークリーム、、、。店側のミスで10個のうち5個にクリームが入っていなかった!!!!激怒して店に乗り込んだら、クリームいっぱい詰めた新品と替えてくれた。よーこちゃんのシュークリームにはちゃんとクリームが入っていたのか今さら気になります。入ってた?

現在私は32才です。確か女の厄年は33才が当たっていました。東京で厄よけに行こうと思っていましたが、行こうと思っていた日が相次いで大雪の日になってしまい、のびのびになってついに三重で行くことになりました。厄よけなんて別にしなくてもいいと言ったらそれまでなんですが、何か嫌な事があったときに「あー厄よけをしなかったからか、、、。」とか思いたくないなーと思って、やることにしました。
トレーナーとダルダルジーンズ、マスク姿で子どもを脇に抱えて、ちょっと季節外れに厄よけに来た女を、「よっぽど嫌な事があったんだろうな。」という気の毒そうな顔で巫女さんは受付してくれました。そうそう、気合い入れて厄よけしてくださいね。
厄よけって、「千と千尋の神隠し」でも出て来た、紙の人形をくれるんですね。その人形に名前を書いて、悪い所をなでなでして息をふきかけるんだそうで、なんだか神秘的な気持ちになりました。特に悪い所っていうのはなかったですが(シミ、ソバカスを消してほしいけど、それはド◯ホルンリンクルに頼めって)しっかり全身なでなでしました。不思議ですが、こんなことで人間は安心するのですね。

それと、今回増税前に慌てて購入したのが「五月人形」これは私の母からのプレゼントでした。本当は去年4月23日に息子が産まれたばかりの初節句の時に買うべきだったんですが、そのときは私が産後でやつれ果ててぼろぼろで、母が「五月人形どうする〜?」と楽しげに聞いて来た時に「今それどころじゃない、私は死ぬかもしれんのやで(痔でね)。」とか嘆いていたので、母はスルーしたのでした。
なので今年やっと、母と息子と3人で「赤チャンデパート水谷」(三重のイオンモールにて)に張り切って行って来ました。これがまた、増税前で大賑わい。五月人形がまさに飛ぶように売れているのだそうです。本当は、五月人形なんてめっちゃかさ張るもの、転勤族のうちには置いておきたくないんですが、母が「こうちゃん(息子)の為に買うんよ。自分の誕生を祝って買ってくれたっていう事を知ることが大事。」と言ってくれたので、買ってもらう事にしました。
ところがまさに今五月人形が品薄状態、残りわずか、という所に駆け込んだのでそんなに選べる物も無く。でも、その品薄な人形から、私と母は同じ人形に目を光らせました。男っぽい勇猛なデザインの多い五月人形の中、それだけは妙に女っぽいというか、要は私と母の好みだった訳ですね。そんで、たった一つ、他の人形とは全く違う雰囲気の写真の人形にしました。しかもけっこうコンパクト。大きくなったら息子から文句言われるかもしれんけど。
東京に戻って、送られて来た人形、、、。やっぱり場所取ります、、、。息子はガラスケースをバシバシ叩きまくるので、テレビの前の謎の場所に今ひっそりと置いてあります。