現在私は32才です。確か女の厄年は33才が当たっていました。東京で厄よけに行こうと思っていましたが、行こうと思っていた日が相次いで大雪の日になってしまい、のびのびになってついに三重で行くことになりました。厄よけなんて別にしなくてもいいと言ったらそれまでなんですが、何か嫌な事があったときに「あー厄よけをしなかったからか、、、。」とか思いたくないなーと思って、やることにしました。
トレーナーとダルダルジーンズ、マスク姿で子どもを脇に抱えて、ちょっと季節外れに厄よけに来た女を、「よっぽど嫌な事があったんだろうな。」という気の毒そうな顔で巫女さんは受付してくれました。そうそう、気合い入れて厄よけしてくださいね。
厄よけって、「千と千尋の神隠し」でも出て来た、紙の人形をくれるんですね。その人形に名前を書いて、悪い所をなでなでして息をふきかけるんだそうで、なんだか神秘的な気持ちになりました。特に悪い所っていうのはなかったですが(シミ、ソバカスを消してほしいけど、それはド◯ホルンリンクルに頼めって)しっかり全身なでなでしました。不思議ですが、こんなことで人間は安心するのですね。
それと、今回増税前に慌てて購入したのが「五月人形」これは私の母からのプレゼントでした。本当は去年4月23日に息子が産まれたばかりの初節句の時に買うべきだったんですが、そのときは私が産後でやつれ果ててぼろぼろで、母が「五月人形どうする〜?」と楽しげに聞いて来た時に「今それどころじゃない、私は死ぬかもしれんのやで(痔でね)。」とか嘆いていたので、母はスルーしたのでした。
なので今年やっと、母と息子と3人で「赤チャンデパート水谷」(三重のイオンモールにて)に張り切って行って来ました。これがまた、増税前で大賑わい。五月人形がまさに飛ぶように売れているのだそうです。本当は、五月人形なんてめっちゃかさ張るもの、転勤族のうちには置いておきたくないんですが、母が「こうちゃん(息子)の為に買うんよ。自分の誕生を祝って買ってくれたっていう事を知ることが大事。」と言ってくれたので、買ってもらう事にしました。
ところがまさに今五月人形が品薄状態、残りわずか、という所に駆け込んだのでそんなに選べる物も無く。でも、その品薄な人形から、私と母は同じ人形に目を光らせました。男っぽい勇猛なデザインの多い五月人形の中、それだけは妙に女っぽいというか、要は私と母の好みだった訳ですね。そんで、たった一つ、他の人形とは全く違う雰囲気の写真の人形にしました。しかもけっこうコンパクト。大きくなったら息子から文句言われるかもしれんけど。
東京に戻って、送られて来た人形、、、。やっぱり場所取ります、、、。息子はガラスケースをバシバシ叩きまくるので、テレビの前の謎の場所に今ひっそりと置いてあります。