
先週三重在住の童話作家村上しいこさんが、お仕事で東京にいらっしゃるということで、是非お会いしましょう!ということになりました。「ダッシュ!」でお世話になった講談社の中川さんも一緒に、表参道のクレヨンハウスにて待ち合わせ。久しぶりに表参道という華やかな街に出かけたので、目が回りそうでした。
クレヨンハウス、小さいお子さんがいらっしゃる方なら皆さんだいたいはご存知なのですね。私の母も知っていてびっくりしました。かなり昔から、母と子どもを応援する素敵なお店として、なんというかしっかりと根をはっているというか、なんでしょうねこの安心感は。私は恥ずかしながら、うっすらとしか知らなくて、今回初めて訪れました。この日は平日でしたが、店内とってもにぎわっていて、みんな子どもをぶらさげているか、お腹が大きいか、みたいな感じでした。私も息子をぶらさげていたんですが、子どもをぶらさげていたら店内見るの大変じゃないか?というくらい店内はおもちゃや絵本でびっしり。世間のお母さんは元気だな、、、。赤チャンって重いのに、なんでもない顔で店内を闊歩するお母さん達。
一足早く店内をうろうろしていると、パッチワークのロングスカートをはいたしいこさん登場!は、華やか!しゃべりだすと、懐かしい三重弁が登場し、なんとなくほっとしました。だいぶ前から中川さんも店内にいらっしゃったようで、5才の子どもさんを連れて中川さんも登場!ぎょえー!びびびじ〜ん!中川さんは、、、超美人さんでした。なんというか「テヘラン生まれです」と言われたら、なるほど、と頷いてしまいそうな、エキゾチック美人さんでした。そんな華やかなお二人とざんぎり頭の戦後の闇市出稼ぎ風の私と、地下のオーガニックカフェへ。
体に優しいオーガニックランチをいただきました、、、。しかしー、、、しかししかし。息子テーブルに乗って大暴れ、あらゆるものをはたきおとし、やりたい放題。ああー申し訳ない。私も未だ風邪が完治していなくて、しゃべろうと思うと咳き込み、なんだか申し訳なく、何を話しているのか、何を食べているのか朦朧としてしまいました。おまけに、「体に優しい」店内は冷房弱めで汗が噴き出す始末。私は密かにパニックでしたが、しいこさんも中川さんも終始落ち着いて、息子の暴力行為もなんのその。息子は、中川さんの事を好きになったらしく、ノースリーブだった中川さんの肩や腕をずーっとすりすりすりすり顔をなすりつけていました。すると中川さんの5才の息子さんは、激怒(笑)。やきもちを焼いて「こらー!母ちゃんにさわるなー!」とずっと怒っていました。子ども、おもしろい。
本当はもっとゆっくりお話したり、店内を見たりしたかったのに、暴れる息子を取り押さえることに必死になり過ぎて疲労困憊。「もう、かえりますうううう。」といって、後ろ髪ひかれながらも帰路につくことになりました。あー申し訳ない。

中川さんからは、「三重の人はおせんべいをよく食べると聞きました」(え?そうなの?)と言って、おかきをたくさんいただきました。そしてしいこさんからは、なんと手作りの「ダッシュ!」キーホルダーをいただきました。すごーい!とってもかわいい。早速リュックにつけています。おかきは、美味しくてあっというまになくなりました。中川さん、しいこさん貴重なお時間をどうもありがとうございました。なんだか、何にもおしゃべりが上手くできなくて、、、咳き込んでばかりでごめんなさい。
クレヨンハウス、、、息子がテクテク歩くようになって、もう少し大きくなったらまた行きたいよー。全然じっくり見れなかった、、、。というか、せっかく東京にいるのに、外出がなかなかできなくて、あ〜あ。と華やかな街を目の前にため息が出ます。

朝日を浴びる息子。風を受けるのが好きなようです。
私は、夏が苦手です。暑さがひたすら苦手。もちろん、セミの音やひぐらしの音や、明るい時間が長かったりという、あの夏特有のキラキラとした希望に溢れた感じは大好きなのです。しかし、近年の日本は暑過ぎる。殺人的だ。夜も眠れないし、昼間はクーラーのもと、なんとなく体調が悪くなっていく。一週間前に39度出た夏風邪が、一向に完治せずにだ〜らだらと咳と鼻ズまりと倦怠感が続いています。病院になかなか行かない私に、夫も母もしびれをきらして「さっさと病院へ行け」とのことだったので、歩いて3分、コンビニよりも近い小松川病院へ行って来ました。コンビニより近いのになぜいかんか?だって待ち時間が長いのや。赤子と待つのは大変だぞよ。
案の定、最近大声を出す事が流行り始めた息子は、病院でも大絶叫。やめてくれー!でも、この小松川病院は近所でも評判の、優しい病院。看護婦さんや受付のおばちゃんや、患者さんまでみんな優しい方で助かりました。私がレントゲンを撮っている間も、患者のおじちゃんが「オレがみててやるよ。」と言ってくれました。まあ、大絶叫は止まらなかったけど。全行程1時間半ほどでしょうか、親子は疲れきって病院から帰って来ました。
もう、この暑さがすべて悪いのだ。この暑苦しい髪の毛も切ってしまおうと思いたち、息子を夫に託して歩いて10分の1000円ヘアカットへ。皆さんは、1000円ヘアカット行った事ありますか?もう、私にはとにかく時間がないのです。あのゆったりとしたシャンプー台にのぼって顔へふんわりとガーゼを置いている時間なぞないのです。こじゃれたアシンメトリーヘアのスタイリストと呼ばれる人々と「このレングスが〜。じゃあ、アッシュで〜。」とか話している余裕なんぞないのです。
もう、じゃん、と入って、すっと座り「うっとおしくない短い髪にしてください。」と言うだけです。15分くらいでチンと、短髪のおばさんの出来上がりです。はあ、こういう道もある。今の私はこれでいい。もう少し気持ちに余裕ができたら、またアシンメトリーなスタイリストの人々と雑誌をめくってああでもないこうでもないと話し合おうやないか。

息子とテレビシリーズ。テレビの不思議な渦に引き込まれております。あーテレビ様々じゃ。
タイトルの「母」というのは、私の事です。土曜日に突然39度の熱が出て、夫に当たり散らして床にふせっていました。振り返ってみれば、息子を産んでから3ヶ月に一度くらいは発熱して寝ている気がします。息子が産まれて2ヶ月くらいで、乳腺炎になって39度、年末に風邪引いて実家で寝込み、息子がもらったノロウィルスにやられて寝込み、今回は、多分また息子が最近もらってきた風邪をうつされたかな。
「夫が風邪をひいたら、妻が看病する。子どもが風邪ひいたら母親が看病する。じゃあ、妻が風邪をひいたら誰が看病するんじゃ!」と朦朧としながら夫に当たり散らし、どうにか息子をお風呂にいれてもらう。風呂からは案外楽しそうな息子と夫の声がする、、、。なんじゃい、いけるやないか。
真夜中、息子はちょいちょい起きては、私の腹の上によじのぼって眠るクセがあり、いつもはちょっと重いなくらいでしたが、その日は地獄の漬物石のようでした。ちゃんと寝たのかよくわからないまま朝になり、おや、熱がひいている。母は強し、、、。
もう今日はご飯作らんぞ!と宣言して3人でコンビニに買い出しに行く。コンビニに行く元気があるなら作れよと言う話だが、洗い物とか嫌や。しんどいやん。でも自分の好きな物選びたいという欲はある。コンビニで弁当を買うなんてどれくらいぶりだろう。若い頃はよく買ってたな〜。
しかし、いざ、コンビニに行って商品棚を眺めると「あれ?これなんて自分で作れるじゃん、、、作った方が安いしいっぱい作れるじゃん、、、?え、こんだけしか入ってないのにこの値段?は?ソーメンにこの値段?」と全ての物にケチ付けたくなります。主婦はケチだから。自分ではなかなか作れなくて、いっぱい入ってて、値段が手頃で、と納得できる物を探し続けて夫と息子は待ちくたびれていた。
家に帰って、選んだ「野菜を食べる冷やしうどん」をべりべりと開けると、出るわ出るわのゴミの山。ドレッシングのゴミ、ふた、めんつゆのゴミ、めんと野菜の間の謎のシート、麺の器がこれまた立派なのよ。これって器の値段じゃないのか?と、本当にがっくりきてしまった。そして同時に罪深〜い気持ちになった。毎回こんなの食べてたら、どんだけプラスチックゴミ出るんだろう。コンビニ業界の人に、言いたい。もっと簡略化できませんか?あの麺と野菜の間の謎のプラスチックのシートは何ですか?本当にこんなに必要なんですかー!!!
コンビニは、主婦にはまだなんか遠い。夫がぽつりと「そんなに怒る元気があるんだったら、もう大丈夫だね、、、。」って言った。するどい!

「英語であそぼ」に夢中の息子。いつもテレビに近すぎてどうしたらいいか分からない。いくら離してもまたすぐに行ってしまうし、テレビの前に障害物を置いても、それに登ってまでこの位置につこうとします。近眼決定、、、。
家近くの子育てひろばで「卒乳について」のお話会をするから来ないかと誘われ、行ってみた。卒乳を最近成功させたお母さんが体験を話してくれました。ほーほー。ふむふむ。と聞いてはみたものの、実際私にはまだまだ卒乳する気持ちはないのです。息子にも一切なく。今でも昼間も3回くらい飲むし、夜中に4回は起きなさる。その度におっぱいを飲むまで寝ない。しかも私は添いチチという寝ながらあげる技術を習得せずにここまで来たせいで、いちいち起き上がってやっています。その時の私の顔とか、多分相当ホラーな顔しているはずです、目は半開きでヨダレとか垂れてて、顔はうなだれて二重あごとかになってるはず。
でも息子があまりごはんを食べないのは、多分おっぱいを飲んでるせいだし、夜中に起きてくるのもおっぱいのせいだろう。でも、やめられない。私も息子もおっぱいに頼り切っています。最初はあんなにおっぱいに苦労させられて毎週おっぱいが詰まって、チクビも切れまくって、おっぱいのことを考えるだけでナーバスになっていたけれど、今やおっぱいさまさま。でも、いつのまにかおっぱい卒業しても良い頃に来てしまった。
私は、息子が自分から飲まなくなるまで、多分やめられないと思います。あんなにも苦労したおっぱいを、簡単には手放す事ができません。私がやめる日を決めるなんて事は、できません。息子に任せます。それまで、夜中ホラーな顔になっても、起き続ける覚悟で、行きます。

もひとつ。最近読んだ本。このタイトルがこわい。「◯◯するだけでやせる」「◯◯すれば長生きできる」系のこわさを感じます。このようなセンセーショナルなタイトルにした方が、売れるんでしょうな。自分の子どもが4才になってたらもうこわくて読めない。
要は母子の愛着がいかに大事かということを言っておられます。受け入れなさいと、どんなときでもとね。そうできたらどんなにいいか。母子の愛着がうまく形成されないと、色々と問題を起こす子になるぞとな。わかったわかった。わかりました。
でもなあ、この方は男性で、偉いお方だからきっとばりばり働いておられる。日中、泣き叫ぶ赤ちゃんと一日中家にいた事があるのかなあ、、、。抱きしめても抱きしめても泣き止まない子どもの側にいたことがあるのかなあ。

だいぶ前の話やけど、、、。息子が、1才になる3ヶ月前頃から、鬼のようにベネッセのこどもちゃれんじ入会案内が送られて来るんですよ。本当に、二週間に1回くらい送られて来るんです。すげーですよ。入会するまで送られて来ます。子育て広場で他のお母さんに聞いても一緒で、みんな鬼のように入会案内を送られてきてました。
そこには、「一才から子どもはめっちゃくちゃ伸びる」ということが繰り返しマンガで説明されていてですね、だから、できるだけのことをやってあげましょうよおおおお!!!ということがもう、何度もサブリミナル効果?いや、ボディブローのようにね、じわじわと効いて来るんですよ、母体にね。
最初は「こえー!こえーよ、べねっせ、、、。」と思って、絶対に入らんぜよ。と思っていたんですがね、だんだんボディブローが効いてね、お腹の辺りが痛くなって来て、ある日、電話してしまいました。入会します、、、って。びっくりだぜ、人の心のもろさに。私は絶対にオレオレ詐欺にひっかかるだろう。間違いない。いや、別にべねっせさんはもちろん詐欺なんかじゃないですよ。やり方を心得ているってだけです。「未来に何をもっていく?」ですもの、キャッチコピーは。
でも思い返せば、ベネッセさんには、小学生の頃からこの手法でまんまと入会させられてきていた。私も姉も、まんまとこの鬼の入会マンガを読んで、小学生の時にチャレンジ入ってたもん。チャレンジを続けていれば、あれれ?いつのまにかみるみる成績がのびるうう!!!ってやつね。みんなこんなうまいこといってたら、天才児が溢れるぜよ。赤ペン先生、元気?元気?とかいっても、私も姉も多分一回くらいしか赤ペン先生に送った事ないけどね。ズボラーニャだったもの。毎回付録と、マンガ読んで終わり。確か、私の旦那さんもそうだったらしいから、全国で一体何人のお子さんがちゃんと赤ペン先生に添削をしてもらってるんだろうかと、疑問に思う。今まで聞いた事無いですよ、ちゃんと赤ペン先生に毎回送って添削してもらってた人の話。聞いた事アリマスか?子どもって、大人が想像する以上に、面倒くさがりでっせ。まず、赤ペン先生にテストを送る事ができるという子ども、そのこはすんごい、忍耐力とか継続力とかもともと持ってたもんが違うよ。すでにあんたは天才や。私も姉もチャレンジやってて、未来に何もっていったんだっけか?なんもおぼえてねーや。
そんなこどもチャレンジに、入会しました。(笑)私らしい。私らしさってこれだよ!この影響されやすさ!!で、今の所ですね、役に立ってます。はい。ありがとうございます。ベネッセさん。ようやく未来に何か持って行けそうです。どう役に立ってるかっていうと、音の出る絵本とDVDを息子はめちゃくちゃ気に入っています。音の出る絵本は、繰り返し自分でボタンを押して好きな歌を聴いています。その度に手を振り回して楽しそうなので、良かったです。DVDも、イントロが流れると狂ったように騒いでます。すごいですね、、、。ベネッセさんの研究成果。
私達が昔やってたチャレンジに払ってたお金が、きっと今の子どもが喜ぶこどもチャレンジの研究成果にちょっとでも結びついていると思うと、、、ああ!これか!未来に持っていったものって、、、。すげー!!