最近ブログを更新していないが元気か?などと姉に言われました。元気です。ブログに書きたいようなイベントも色々あったのに、ぼんやりと更新をしていなかったただの怠惰な妊婦です。息子が幼稚園に行ってくれた後は嬉しくてつい色々掃除したり、図書館へ行ったり薬局へいったりして動き回りすぎて後半疲れて、結局息子とともに夜眠ってしまうという日々を過ごしています。
「ああああ〜今日は何して過ごそう。一番有意義な時間の使い方ってなんだろう!」と思いながらそわそわ過ごしていたらあっという間に息子が幼稚園から帰ってくるんです。その後は、もう夜7時半くらいに息子が眠るまで怒濤のような時間を過ごします。公園、夕飯、お風呂から歯磨きまであっという間のめまぐるしさ。あれ?違う違う、おむつはずれについて書くのだった。
幼稚園に入る頃、話題になるのがおむつはずれです。私は、あわよくば幼稚園ではずしても〜ら〜お〜。と最初から幼稚園頼みにしようとしていた超怠惰無責任最低母だったのですが、仲良くしていたママ友二人が、必死で子どものオムツ外しを試みていて、(そのママ友さんたちは、オムツが取れていないと入れない幼稚園希望だったから)あれ?やばい?やんなきゃ、、、?と思って、2〜3回息子をトイレに座らせてみたりしていたのです。でも私もそんなにやる気を出していなくて、、、。
そしたらです。奇跡が起きました。あるとき、息子が「僕、いいこと考えたよ」といって、自分からトイレに歩いて行き、おしっこをするようになりました。私は驚きと、感動と、自分のやる気のなさを見透かされたような気になって、目頭が熱くなりました。このときまだ3歳になっていなかったのですが、彼はこの日からおしっこはトイレですると決めたようで、夜中もおしっこがしたいときは起きるようになりました。ことシッコに関しては、ゴッドのような輝きを見せた息子でありました。シッコのゴッドです。シッコゴッドチャイルド降臨。
なぜシッコだけかというと、ウンコさんは、なぜか頑にオムツでしかしないからでーす。何度か試みたけど、「僕はムーニーでするよ。」と言って、律儀に普通の綿のパンツからムーニーに履き替えて、オムツ内でしかウンコをしません。だから、完全におむつ卒業できないでいるもどかしい日々が続いています。しかも、朝幼稚園に行く前にウンコが出るので、幼稚園では特にウンコトラブルに見舞われてないらしく、ある意味順調にムーニー内ウンコライフが続けてしまっているのです。
子どもというのは、子どもだと思っていても色々と考えていたりストレスを抱えていたりして時に驚かされますね。幼稚園が始まってしばらくして、寝る前の布団の上で息子が一人でぽつんと「はあ、今日も疲れた」と言っているのを夫が聞いてしまったらしいです。そのときは私も近くにいなかったし、特に誰かに向けて言っていた訳ではなかったらしく完全な独り言。もしかして中身は中年のおじさんが入ってるんかしら。
怠惰な母は、幼稚園おじさんが、早くトイレでウンコを出す快感を味わってほしいなと思いながら、今日も怠惰な冷凍食品まみれのお弁当を作ってます。
姉、なんやかんやで米作り3年目にはいりました。へー!もう3回目!3回目だけど、毎回植える土地を変えているので、毎回予想外の事が起こって、毎回初めての気分らしい。今回も予想外の出来事が起こり、ある人から「道楽で米作りしないでもらいたい」とか言われて、姉は大号泣したらしい。案外すぐ泣く姉。私と一緒。涙腺がゆるゆるです。
毎回ショックな事件が起こり、その度に近所の米作りの達人のおじちゃんたちに励まされ助けられ、それがありがたくて泣いたりもしている。今回も朝から親戚のおじちゃん、しげるちゃんが来てくれて、ずっとアシストしてくれました。途中でへっぴりごしの姉の運転で田植機ごと倒れそうになり、すかさずしげるちゃんに助け出された姉。
私の息子こうすけの目には、それがスーパーヒーローに見えたらしく、その日はずっと「しげるおじちゃんがね、たすけてくれたんだ。軽トラックで来てくれたんだ!」と連呼していました。
このへっぴり直後に転倒しそうになる。それがあまりにスローモーションでおもしろかった。
稲刈りは本当に大変だったけど、田植えというのは、稲刈りと違って、結構すぐに終わりました。でも、その後の田んぼの周りにシカ除けのヒモをぐるっと張り巡らす作業が思いのほか大変で、いやー作物を作るって、こういう地道な作業の積み重ねなんやのーということを実感。こうすけにも、いつも食べてるお米をなほおばちゃんが作ってくれてるということを知ってほしくて、毎回参加できたらなと思っています。
稲刈りシーズンは、私が里帰り出産とちょうどぶつかってるので、今回も見れそうですが、そのとき私の肛門とかどうなってんのやろ、、、。参加できたらいいけどな。
プレジデント社の雑誌「プレジデントBaby」にイラストが載りました。また仕事のほうのWebにちゃんと載せたいと思います。今はとりあえずお知らせです。かなり大きくイラストを使ってくださって嬉しいです。
子どもや少女なら描くの好きですが、赤ちゃんは描いた事なかったので難しかったです。3歳の子がいるから赤ちゃんを間近で見てきてるはずなんですがね。よく自分の子が産まれて、その子をモデルに画家さんや作家さんやイラストレーターさんは描くと言いますが(私の友達の画家のかおりちゃんもよく娘さんを描いています)、私は子どもが産まれてから気持ちに余裕が一切なくなり(どんだけ切羽詰まってるんだよ)仕事とならないとなかなか絵を描こうという気持ちになれなくなってしまいました、、、。なので、息子の寝顔など見ても「あー、やっと寝てくれた(涙)」となるだけでとてもとても描こうとは、、、。なので、赤ちゃんの顔描くの、初めてでした!!!!すいませんです!
今回は成人男性も描きました。だいぶ漫画チックになってしまったけど。扉絵の他にも全部で6カ所イラスト載っております。雑誌の仕事は久しぶりでした。8月には私にもまたゼロ歳児を育てる時期がやってまいりますので、お仕事でいただいたこの雑誌の特集、非常に今の私が必要としている情報満載でした。ありがたかったです。またどうぞよろしくお願い致します。
もう腹の子が7ヶ月になるっちゅうだに、わしは戌の日の安産祈願なんか全く忘れちょっただよ。一人目のときは5ヶ月になったらいそいそと安産祈願行ったのにさ。二人目に申し訳ねえだ。この話題そのものだって、土曜日にやってたアド街っく天国で「日本橋水天宮」が特集されてて気がついた有様です。
水天宮は、安産祈願で有名な神社のことらしく、そこがこのほど大規模な立て替えを行ってリニューアルオープンっちゅうのかな、こんなラフな言い方だと多分まずいんでしょうけど簡単に言うとそういうことがあったらしく(すべて曖昧)、今度の日曜日の戌の日は殺人的に混むでしょう、という警報付きでアド街っくを観て、もちろん混雑が大の苦手な我々夫婦はそんな戌の日はもちろんスルーしてですね、次の土曜日に行きました。
戌の日でもなく、5ヶ月でもないですけど祈願しないよりはと。そして安産祈願が5千円、なんと安産お守り4千円というべっくらするような東京価格に腰を抜かし、お守りはスルー。祈願だけにすがることにしました。普通、ついてくるべさ?祈願にお守りが!少なくとも地方ではそうだった、、、。東京さは冷てえべよ?という気持ちが、このブログ全体に流れる田舎言葉に繋がったのですよ。
でもそりゃあ、そりゃあねお金かかってるもの。立て替えたんですから。そりゃあ、お守りだって4千円かかっちゃうよ、、、。都会は全部お金かかっちゃうんだよ、、、ブツブツ。駐車料金も、、、ブツブツ。「お守りは、よろしかったですか?」と念を押してくる受付の女性、私が守銭奴なの?それともあなたが?こんな神聖な場所でそんなことを思う私が間違ってますよね?分かってますすいません、、、。って妊婦になんてストレスを与えるの!一人目のときのお守りがたんとあるだに、でえじょうぶだ!どんとこい、二人目!きっとまた痔が出て裂けるけど、覚悟はできた!
この日はとっても空いていて、驚く程スムーズに祈祷してもらいました。撮影禁止の神殿にいざ、妊婦数十名とその家族達。ちなみに戌の日は妊婦しか入れないらしいです。混みすぎてるから。恐るべし、都会。他の妊婦さんのお子様の「ママーママー!ママの側がいいー。」という叫びが終始響き渡る中、祈祷師っていうの?なんていうのかとにかく神聖な人が舞ったり祝詞をうたったりして、私たちはお辞儀をしたり立ったり頭を垂れたり10分くらいで終わりました。うちも息子が何か叫ばないかハラハラしながらでした。
ほんでもって、こんなお神酒をもらいました。戌のね、形、かわいいね。神殿リニューアルして、グッズもどうやら色々リニューアルしてますぜ、これ。パンフレットもハイカラだったでね。ハイカラなお神酒よりも私は手に届くお守りが欲しかっただよ(往生際悪し)。息子が「のませろー!のませろー!」と猛烈にせがんできましたが、「お酒はね、ばあばしか呑めないの」と、酒飲みの私の母を引き合いにだしてどうにか死守。酒飲みばあばを出すとなぜか引き下がる息子。まさか妖怪だと思ってる?
多分、二人目出産の時に痔が出て裂けまくったりしたら、「お守りのせい?」とか思うのかしらん?いーえ、そんなことなかとです!ただ私の肛門に問題があっただけやとです!私の子宮口があかんたれやっただけやとですばい!と、どこのとも言えない訛で、私の都会への卑屈な気持ちを表現させていただいたブログでした。
私は東京という世界に誇るビッグシティに住んでいながら、全く東京を満喫していない、、、。というのが、愛知から東京に転勤で移り住んで来てからずっとずっと私がもやもやとしてきたことです。それは、小さい子どもがいるからです。泣く、騒ぐ、全く大人の思い通りにいかない幼子を連れていると、どこにも自由に行けない。
いや、それは実は言い訳で、タフなママパパならそんなこともろともせずにガンガン東京を満喫している事を、他の人のブログやらで知っています。満喫できないのは、私も夫もタフではないところに原因があります。夫は平日の仕事でクタクタ、私も平日の育児でヨレヨレ、休日に「よし、あそこに行こう!みんなで!」ってなかなかなれないのです。車買ったのに。とほほ。
そんなヨレヨレノーメークゴムパン主婦の私もね、江戸川区在住4年目になってくると、知り合いがどんどん増えるんです。すごいね。特にママの。何度も公園や子育て広場で顔を合わせるうちにどんどん仲良くなって、それぞれのおうちへ遊びに行っちゃったりなんかして、「電子レンジで簡単にラスクができるんだよー!」とか「あそこの皮膚科に行けば子どもの肌荒れがすぐ治るよー!」とか有益な情報をお互い交換しつつ、子ども同士も遊んでくれて、ママはおしゃべりしながらお茶ができる、とかそんなママ友ライフもできるようになってきたんです。
そしてついに「平日の上野動物園なら駐車場が空いてるから車で行けちゃう計画」が浮かび上がったのです。私は、「ある日夫が平日に休みをぽろっと取ってくれたら上野動物園に車で行きたいな」という、いつ実現するかも分からん小さな夢を思い描いていました。私は車では数十メートル先の西友にしかいけんようなへっぽこドライバーなのでね。
それを言ったら、仲良くしてくれてるママ友が「義理の両親に平日車借りてくるからみんなで行こう!」って言ってくれてね、うっうっ(涙)。本題の動物園より前置きが長くなってもうた。ある晴れた4月某日実現しました。やったー!
私を含めたママ3人と、それぞれの子ども3人(全員4月に3歳を迎えるメンズ)合計6人で車で動物園にいっただよー。お弁当もってね。上野なんて大学生の時と練馬に住んでた時に行ったきりだなー。自由な時代が懐かしい。
それがねえ、本当に楽しくって。東京に来て一番楽しかった日かもしれない。4月の動物園の太陽は本当に輝いてるのよ、、、。暖かい日差しの中、子ども達は仲が良いからはしゃぎまくって走りまくって全然お弁当食べないんだけどさ、そんなことどーでもいいのよ。平日だから適度な人ごみで、子ども達は初めて見るキリンのでかさに奇声をあげたりしてナイスリアクションだし。ママ友さん達は、やっぱり信じられないくらいみんな気が利いちゃうから、(確実に私が一番気が利かない)ささっと席を取ってくれたりウエットティッシュなんか出してくれたり、お手洗いを交代でいったりさ、サンドウィッチくれたり、みんな協力するんだよなー、女性ってすごい。太古から協力して子育てしてきてるんだよ、うっうっ(涙)。
そのように私はウーマンパワーを感じながら、喜ぶ子どもの姿がとにかく嬉しくて、やっとなんかちょっと東京満喫できた?とか思ったり(動物園なんて地方にもいっぱいあるけど)、東京でできた優しいママ友さんたちと協力して楽しい1日を作り上げたという達成感などで胸がいっぱいになったのでした。(運転もなんにもしてなくて小さな夢を語っただけだけど)
みんな子ども達が4月から幼稚園に行き始めるから、もうなかなか集まって遊ぶとかある意味できなくなるんですけど、こうやってタフさの足りない私を誘い出してくれて楽しい経験をさせてくれたママさん達に感謝しています。どうもありがとう。