ShihoSeji Blog

イラストレーター瀬島志保子のブログ
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料理本の世界。

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結婚する前は、ほとんど興味の無かった料理の本、、、、。いつのまにか一番興味のある部門になっていました。かといって、料理の腕が上がったかというとそんなこともなく、まだまだのびしろが自分にはあるはずだと言い聞かせています。

一番今興味があるからといって、主婦は財布のヒモが固いので、めったに買う事はありません。買おうかなと思ったら、かなり何度も立ち読みしてから「これなら、、、これなら、、、いいかも。」と思ってやっと購入するのです。

この「ケンタロウの日の出食堂」は、私が持っている料理本の中でもっともシャレてる本です。しかし、実践的かと言われれば、私にとってはそうでもなく、結局おしゃれすぎて手に負えなかったのでした。ちょっとしたことなのですが、例えば材料に「白ワイン」なんてのや「アンチョビ」なんてのが出て来たら、途端にわたしのような素人は難しく考えてしまうのです。栗のポタージュなんておしゃれすぎて、私にはとても作れません。アクアパッツアなんて、、、無理無理。でも憧れながら、パラパラとめくっているだけで楽しい。ことあるごとに「素敵だなー。」と思って見返しているから、買ってよかったと思う。たくさん料理家はいるけど、「食欲をそそる料理」を作らせたら、ケンタロウさんが一番だと思う。

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それで結局、一番お世話になっているのが主婦のバイブル「オレンジページ」なのでした。オレンジページは、私の母がずーっと買っていた時期があって、馴染み深い料理の本です。

このオレンジページさんは、息の長い雑誌だけあって、主婦の気持ちをものすごい分析してくれてるんだろうなと思うことが多々ある。「どこでも、だれでも、いつでも」買える手頃な値段の食材を何通りものバリエーションで作れるようになっていて、それをなるべく簡単に教えてくれています。だから「あれ?これ前も見たぞ、、、?」と思うレシピも多々あるけど、私のようなびびりやの主婦には実践しやすいありがたい本です。

ビビリやなのに、突然計量はしないという超いい加減な私でも、だましだまし日々が過ぎていっています。「嫌い」と言われても、プチトマトを出し続ける私に、みそ汁の中にプチトマトを沈めて食べるという対処法でどうにかやっている夫は良い人です。

  • 2013年2月7日
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映画イラスト「パーマネント野ばら」

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忘れかけていた映画イラスト、、、。最近面白いと思う映画を観ていませんでした。が、このパーマネント野ばらは久しぶりにひりひりっと胸が痛んだので、覚えておきたいな〜と思いました。

これは原作者が西原理恵子さんです。西原さんの故郷の高知県の漁村が舞台なんです。私にとって、高知県は坂本龍馬の故郷だし、高知弁はかわいいし、良いイメージしかなかったのですが、県民の幸福度調査では極めて順位が低く、西原さん曰く、「私の故郷は、ヤンキーと水商売の女の人しかいなかった、最貧困街で早く出て行きたかった。両親は毎日ケンカしてた。」とかなんとからしいです。

この映画は、そういう漁村が舞台になっているようで、一度は村を出たものの、離婚して帰って来たナオコ(菅野美穂)が主人公です。ナオコの母が経営するパーマ屋「野バラ」を手伝いながら、一人娘を育てるナオコ。その店にやってくる常連客のおばちゃんや、ナオコの幼なじみとの平和で下世話でちょっとえげつない日常のやりとりがおもしろおかしく流れて行きます。みんな、どこかちょっとズレていて、ナオコ自身も、観ている私自身も「まともな人はナオコしかいないじゃん」と思ってしまいます。そう思っていたら、ラストにものすごいひりひりとした衝撃が待っています。

ラストの、菅野美穂の表情があまりにも綺麗で、そこだけ巻き戻して何度も私は観てしまいました。しまいには、写メでその場面だけ撮って、いつでも観れるようにしています。本当に奇麗で、観るといつでもヒリヒリとした気持ちが蘇ってくる、そんな表情なのです。

もう1つの大きな魅力は、ナオコの幼なじみ役で出ている小池栄子です。私は最近「カンブリア宮殿」を毎週観ているので、小池栄子が妙に好きになっていました。昔「ケイリ〜ン場に〜コイケエイコ〜!」という競輪のCMに出た時は、アカン方向へ行ってしもうたと思っていた小池さんでしたが、実はあれから何かどんどん魅力的になっている小池さんです。ナプキンのCM止まりだったサトエリを大きく追い抜かしてしまいました。もうグラビアアイドルだったころの面影なんてなくて、本当に素敵な女優さんになったもんだな〜と小池さんをまぶしく思う今日この頃です。

この「野バラ」の小池さんを是非皆さんにも観ていただきたいと思います。好きになるよ。

  • 2013年2月4日
  • イラスト, 映画イラスト
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痔との付き合い、その他。

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私は痔との付き合いが長く、多分16歳くらいから発症したと思う。当時美大受験の為に名古屋の美大専門の塾に通っていて、2週間とか短期で寮生活をしていた。ずっと同じ姿勢で静物デッサンをしていて、うっ血して、発症した。一人で寮でおしりに軟膏を塗るのは、それなりに辛かった。

それからは、長時間同じ姿勢で居たり、冷えたりすると度々なっていた。妊娠したら、多くの女性が痔になるよ〜という情報は知っていたので、もうもちろんなるだろうと思っていたら、なった。どうやら、肛門をきれいにしすぎるのもいけないらしいと聞いたのだけど、適度に肛門を汚くする技術なんて今の世の中むしろ難しいのではないかと思う。

私の夫は、痔になったことが一度もないピュアヒップの持ち主で、私がもがき苦しんでいるのを見て「何?どう痛いの?なんなの?」とピュアな質問をぶつけてくる。産まれてくる子は、夫のオケツに似てほしいと願う。ちなみにうちの両親は二人とも痔の経験者で、痔の遺伝子を継承した娘を哀れむでもなく、痔の話をするとたいそう盛り上がる。

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痔とは全く関係ない話を続けます。最近の給食の進化は目覚ましいものがあるとよく聞きます。そうはいっても、私はアルマイトの食器だった小学生の頃から給食がずーっと大好きで、多分残した事なんてないと思うし、毎朝給食の献立表を確認してから登校していたし、よく「あのバケツいっぱいのほうれんそうのおひたしが全部自分のものだったらいいのにな〜」と想像しては喜んでいた。

教員時代の2年間も、給食が楽しみで行っていた気がする。今は給食を食べる機会が無くなってしまったけど、たまに給食を思い出し、無性に食べたくなることがある。そんなことで、給食でよく出ていた「ポークビーンズ」を作ってみた。夫にポークビーンズを知っているかと聞くと、知らないという。豆と豚とトマトが入っていると言うと、豆もトマトも嫌いだという。そんな夫を無視して私はポークビーンズを作った。明日はこれにカレールウを入れて、カレーに変身させる予定だ。

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しわしわにしぼんだミカンがここにある。まだ私が実家にいたころ、こういうしぼんだミカンや、湿気たせんべいや、溶けた飴などは、いつも母が食べていた。母はそれが好きなのかというと、そんなことはあるはずないのだけど、とにかく母は家の中で忘れさられて朽ち果てていくお菓子などを、それを食べるのは自分しかいないからという理由で食べてくれていたのだなあと、このしぼんだミカンを見ると思うのだ。

それで家を出て結婚した今、今度はきっと当たり前のように自分がその役割をするのだろう。でも別にそのことが全然嫌だとは思わない。しぼんだミカンは甘くて、全然まずくなど無いことを知ったし、今まで実家にいたときは全部母に押し付けていたんだなあとしみじみする機会を得た。(でもよく見たら、夫もしわしわのミカンを一生懸命食べていた)

私には、色んな人からもらった「溜め」があるから幸せに生きて行けるのだなと思う。

 

 

  • 2013年2月1日
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気になっていたサンドウィッチ屋。

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毎朝夫を駅まで車で送っていった帰り、そのサンドウィッチ屋さんのシャッターが開くのが見える。だいた朝の6時半ころの事です。まだ薄暗い中、ガラスのショウケースにずらーっと並んだかわいいサンドウィッチと、その店の明かりを見ると妙に幸せな気持ちになるのです。でも私はまだそのお店で買った事がなくて、いつかあのお店のサンドウィッチが食べたいなーと思っていました。

歩いて行くには遠くて、駐車場もないので、いつも車から見つめるだけ、、、、。というのをけっこう前から夫につぶやいていた。非常にささやかな会話です。そのサンドウィッチ屋の話を夫に刷り込んでいたら、夫もいつのまにか洗脳されて食べたくなっていたようで、ある日の土曜日「今日は、あのサンドウィッチを買いに行くから。」と言って、連れて行ってくれた。まあ色んな用事のついでだけどね。

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そして小さな夢が叶った瞬間。5つも買ったぞ。私はずっとこの真ん中にある、ホイップとイチゴのサンドが食べたかったのよ。いざ食べてみると、イチゴに砂糖がまぶしてあるのか、じゃりじゃりと甘い味がした。うん、美味しい美味しい。ミソカツサンドもうまいぞー!コンビニのサンドウィッチの原材料の裏には、ものすごい量の添加物の文字が並んでいるけど、このサンドウィッチの裏には「食パン、マヨネーズ、きゅうり、キャベツ、カツ」とかしか書いてなくて嬉しくなる。

私の大好きなテレビ番組「アド街ック天国」で、もしも一宮駅周辺が特集されるならば、この店が紹介されますように。と私はこの店の前を通ると思うのだった。

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最近、夫が「ジョジョの奇妙な冒険」の他に「島耕作シリーズ」の漫画も借りて来てくれる。私は島耕作が課長時代しか知らなかったが、今は社長にまでなっているのだった。すげー!島さん。

ジョジョは、実は最近は疲れるので読めなくなっていた。眼精疲労も伴ううえに、もう話が複雑すぎて私はさじをなげたのだった。そんな所に、島耕作だ。こちらは、非常に非常に、社会の勉強になって現実的な話なので読んでいておもしろい。ジョジョが完全にファンタジックな内容なので、とても対照的だ。中国でのデモとか、インサイダー取引とか、ファンドの話が出て来て、会社勤めをしたことがない私にとっては世間の勉強になって良い。

そして、社長島耕作はモテ過ぎて、ちょこちょこお色気シーン等も出て来て楽しいのである。昔、父のビックコミックなどを読みながら一生懸命お色気シーンを探していた時をふと思い出した。

  • 2013年1月28日
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妊婦であることに慣れてきた。

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ちょっとうっすらお腹の毛が見えててすいません。今は冬で、腹帯にタイツにジャージと、何枚も重ね着しているので、自分さえ自分のお腹を見る機会がお風呂かトイレくらいです。ハリハリのお腹ですが、私の友人のよーこちゃん曰く「せっちゃん、前からそんなもんやったで。」とのことです。えええ、、、。そうかな?そこまですごかったかな私?今妊娠8ヶ月とちょっとです。ヘソのゴマが穴からこぼれおちそうになってきました。トイレに行くたびに、ヘソのゴマをこそこそいじっています。体重も8キロほど増えました。手は指輪が入らなくなりました。手の指がずーっとしびれていて、力が出なくなりました。高齢者みたいです。

階段の上り下りをすると、息切れが激しくて休み休みしか登れなくなって来ました。以前もトイレが近かったですが、より近くなりました。もう最近トイレを流すのがもったいなくて胸が痛みます。だから夫が居ない時は、密かに2回に一回しか流していません。

夜寝る前が、とにかくお腹が重たくて寝付けなくなってきました。どこを向いてもお腹が重いのです。そして、夜中になると特に、いや最近は一日中赤子が腹を蹴るようになってきました。でも胎教は一切行なっていません。最初は胎動が新鮮で、お腹を軽く叩き返していましたが、特に返事もしてくれないのでつまらなくなり、もう最近はやられっぱなしで放置しています。世の中の奥様達は本当にそんなお腹に話しかけているのでしょうか?モーツアルトを聞かせているのでしょうか?

日中は私一人でひっそりと過ごしているので、多分私のオナラかゲップしか赤子は聞いていないでしょう。夫も特にお腹に話しかけるという性格でもなく、静かな男なので、多分赤子は何も記憶せずに産まれてくるでしょう。夫を見たら泣き出すかもしれない。

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病院から貧血予防の鉄剤を処方されている為に、うんこが緑色になりました。もうしばらくずっと緑色です。しかもこの鉄剤を飲むと、便秘にもなります。だから「あ〜いやだな〜〜。」と思いながら飲んでいます。

でも、さつまいもを食べると、びっくりするくらい便秘が治るので「このお腹に入っているのは、赤ちゃんか?はたまたうんこか?」となってきたら、おばあちゃんちからかっぱらってきたさつまいもをチンして食べています。

昨日美容院に行ったら、さすがにすぐに妊婦と分かってくれて、皆さんが優しくしてくれて嬉しくなりました、しかしすかさずベビーシャンプーを売りつけてきそうになったので寝たふりをしました。東京へ行った時も、皆さまが優しくしてくれて、もうずっと妊婦でもいいぜと思ってしまいそうです。

  • 2013年1月25日
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