慌ただしくしていたら、ひと月以上もブログを更新していなかった。そして、年まで変わっていた。眠り姫のようだった第二子なっちゃんも、徐々に自我が芽生えはじめ、日中もほとんど覚醒しており、覚醒時には「私に構って、私を抱いて、乳もちょうだいね」と大騒ぎしているので、自由な時間はなくなってまいりました、、、。今は、寝ている時間に一体どうやってすべきことをするか考えて、泣き出す声に怯える毎日です。皆様今年もどうぞよろしくお願い致します。
年末から年明け9日まで三重の実家に、いつものごとく長期滞在、息子と娘とともに。そう、幼稚園が2学期の修了式前日、息子のこうすけが足を骨折しました。上の写真はその左足の写真。大根じゃないよ。幼稚園バスから、元気なく降りて来た息子。先生が「バスに乗る直前に遊んでいて高所から落ちました。足が痛いというので、お家でみてあげてください。」と。「え?」幼稚園では何もみていないのですか、、、?
息子は「歩けない」と言うのですが、おやつももりもり食べ、冗談も言っていたのでなんとなくいつもの「甘えたい病」と私は判断。「痛いなら病院行こう」と誘っても「いやだ、痛くない」の一点張り。じゃあ、歩いてみせろと叫ぶ私。でも歩けないらしい。「嘘をつくな!」と激怒。息子は泣き出した。泣いてそのまま、寝てしまった。もう日も暮れて、なっちゃんもいるし、どの病院へいけばいいのか途方にくれ、夫にメール。夫は「すぐ帰る」と。
こうすけの足を触ってみると、何度確認しても左足の方が熱をもっている。マジのやつか、、、?そうしていたら夫帰宅。こうすけの足をみるなり「あかんな」と。すぐさま病院へ。2時間後くらいに夫からメールで「骨折しとるぞ」と。わわわわわ、私はなんという事を息子に言ってしまったのか。なんというひどい母か。その場で号泣。悪かった悪かった。母ちゃんが悪かったと帰って来た息子に平謝り。夫は「幼稚園と話をしてくる」と、、、。えー!何ケンカせんでくれ。と慌てたけど、夫はかなり穏便に「再発防止を話し合うのと、防犯カメラを見せてもらう」のだそうで、今回のことで夫の対応の早さに私は非常に助けられました。非常に頼りになりました。私は何もできなかった。ただ、息子に暴言を吐いただけで、最悪でした。
なんで骨折したんかというと、幼稚園には手作りのログハウスがあり、3階建てくらいのかなり高いやつで、その中でヒーローごっこを複数の友達としていて、階段を降りている途中で他のお友達に押されて落ちたらしい。その時に骨折したのだとか。夫が、再発防止を願い出て、幼稚園では色々話し合ってくれたようで、次に幼稚園に行った時には、ログハウス周辺にマットなどがしかれていました。
歩けないなんて、せっかくの冬休みかわいそうに。と思っていたら、10日くらいで「もうこの包帯まくのいやだ」と言ってスタスタ歩いていました。はや!たった2週間で完治、冬休み明け、元気に登園しました。いや〜色んなことがこれからも起きるバイ!こわい!非常時にこそ、その人間の真価が問われるというが、私はもう本当に自信ありません。どうせはりぼて人間ですよ。子ども達を守ってやれる母なのでしょうか。非常に自分が心配です。
最近テレビで「市川海老蔵にござりまする」というドキュメントをやっていたのですが、海老蔵さんが、あまりにも強く優しい人間すぎて涙が止まりませんでした。今まで「なんとなくチャラチャラしてそうな歌舞伎の人」くらいに思っていたのですが、本当に大きな人でした。奥様の麻央さん、子ども達、そして歌舞伎を守り抜くという決意がものすごいオーラとなって海老蔵さんを包んでいました。
ハリボテ人間の私は、打ちのめされました。最近頑張った事といったら、なっちゃんを抱っこしながら安い八百屋の行列に並んだことくらいかしら。ハリボテはハリボテらしく、文句をブチブチ言いながら、また1年が始まりました。今年はどんな美味しいもの食べられるんかしら。