息子が満3歳になったら、絶対に幼稚園に入れようと思っていました。子どもを産んでから、幼稚園には4年保育と3年保育というのがあるという事も初めて知りましたし、満3歳児保育という言葉ももちろん知らなかったのですが。
満3歳児保育というのは、3歳のお誕生日を迎えた月から幼稚園にすぐに入れるというものらしいです。例えば、うちの子だったら4月生まれなので、4月に幼稚園に入れるんです。6月がお誕生日で3歳になる子だったら、6月から幼稚園に入れるという、そういうことらしいです。おそらく自分の子が2月生まれとかだったら、満3歳児保育とか考えなかったでしょうけど、4月生まれなのでほぼ一年幼稚園に入るのを待たなきゃいけない。そんなことはできん。一刻も早く預けたいのです。
そう、要は、一刻も早く預けたい。ということです。もちろんたくさんの刺激を外の世界で浴びて来てほしいし、早く社会というものがあることを知ってほしいと思います。
ところが、江戸川区は満3歳児保育をしている幼稚園が少ない。幼稚園自体はめっちゃくちゃたくさんあるけど、満3歳を預かってくれるところは少ないんです。まあ助成金をたくさん出してるから、そんな手を広げられないのかもしれない。事情は知らんが、とにかく少ない。
だから私は去年から細々と幼稚園探しを始めて、隣の葛飾区にまで足を運んだりして全部で4つの幼稚園に首をつっこんだりしました。こんなのまだ少ない方で、10個くらい見たという人もいれば、全部見た方がいいという人すらいました。お母さんが口を揃えて言うのは「うちの子に一番合った幼稚園を探すまでは、探すのをやめない」ということだそうです。
何?なんなの?うちの子に一番合った幼稚園って、、、?うちの子って何が合ってるって言うのさ。そんなん知らんし。まだ2年半しか生きてない人間に何が合って何が合わんというのか。昨日むしゃむしゃ食べてた食べ物を、今日は全く食べなかったりする生き物ですよ。あ、気まぐれってことか。
そんなことで、私は子育て広場で会うお母さんたちの熱心さにびびりながらも、さっさと感化されて、会うお母さんみんなに「幼稚園って考えてますぅ?」とか挨拶代わりに聞くくらいの感じになった。
その結果「あそこの制服はブランドで高い」とか「朝6時に並んで抽選券をもらわないと入れない」だとか「園長先生が眉毛を整えすぎてる」だとか「園庭が広すぎて、先生が目を隅々まで配れないからダメ」だとか。もう、ありとあらゆる情報が私のちっこい脳みその中を駆けずり回って、神経を衰弱させました。
まあまあ、それでもどうにか2つに絞り込んでね、一つは面接もあって、土曜日に夫はスーツ、私はワンピース、息子もフォーマルな格好をさせて、無理矢理顔に粉をはたいてよそゆき顔で行ってきました。
今結果待ちです。これから先、何度もこういう気持ちになりながら子どもの成長を支えていくんでしょうな。