大学時代からのお友達からクリスマスパーティーのお誘いを受けました。もちろん12月の予定をしていたと思うのですが、私と息子がいつも12月早々に三重に帰ってしまうので、わざわざ11月に早めて、本当にだいぶ早めてパーティーをしていただきました。
しかも、ケーキも料理も用意するから手ぶらで来てね!との涙ちょちょぎれる言葉までいただき、、、私は子がまだ小さいというのを理由に色々皆様から気を使っていただき、優しさのシャワーを浴びまくっています。あー。感謝、、、ダンケシェン。
朝から楽しみに、米俵のような息子をかついで電車に乗りました。お家に着くと、ここそこにクリスマスの飾り付けが!テーブルには旦那様が腕をふるったという美味しそうな料理の数々が!もう、マッチ売りのおばさんがマッチをすって(一応少女とは言わない)出て来た幻の温かい光景を見たかのような気持ちになりました。あ、でも写真を撮るときに気を使わなかったせいで、息子の鼻水をぬぐったティッシュとかががんがん映り込んでしまったわ。料理は写真に映ってるものだけじゃなくて、超美味しいキッシュとか、サフランライスとかお肉の煮込みとかキャベツのスープまでありました。
今回は二組のご夫婦とのパーティーだったので、みんなで結婚式のアルバムを観たり、結婚式のDVDを観たりして盛り上がりました。大学時代は、廊下で会っても軽く挨拶するくらいの仲だったのに、なぜかこうしてそれぞれ所帯をもって一緒にクリスマスパーティーをしているというのが不思議でした。そして二組の夫婦に共通している事は、旦那さんが料理上手で料理好きだということ、本が大好きで部屋は本だらけということ。なんだか現代的な夫婦だなあと思いました。そして「トウキョウ」っぽい。まだうちの田舎では、地域の集会でじいさんが「女のくせに」とか平気で言ってしまってるのに。
小さい子どもがうちのこうすけだけだったので、みんなが相手をしてくれて遊んでくれて、終始こうすけは調子に乗りっぱなしでした。何度も「かんぱーい!」をしてもらっていました。そして、なんと、みんなからこうすけにクリスマスプレゼントまでいただいてしまったのです!キャー!
どらやきと煎餅しか持ってこなかった私とこうすけに、なんというサプライズ。おしゃれなソックスと、絵本をたくさん!「こうちゃんには、たくさんサンタさんがいるといいなと思って。」という温かすぎる言葉とともに。ああああ、優しさのシャワーで溺れそう。もう100年分の優しさをもらってしまった。
それを一切理解していないこうすけは、ひたすら旦那さん達をバシバシ殴りつけたり、引っ掻いたり、プレゼントを蹴散らしたりして、私の脇汗を倍増させてくれました。男はなあ、大人になったら厳しい現実と戦わなきゃいけないんだぞ!今だけだぞ!こんなにみんなが優しいのは。よく覚えときなさい。
散々暴れ回った挙げ句に、眠たくなったこうすけが超不機嫌に、、、。「すいません、そろそろおいとまいたします!」と言って、片付けも一切せずに食べるだけ食べ、もらうだけもらい帰路についたとんでもない親子。帰りの電車で息子爆睡。
思えばこうすけは初めてのクリスマスパーティーです。初めてのパーティーがこんなに楽しくて良かったね!そして、私たちのために早めのパーティーを開いてくださってどうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。