息子は、今手づかみ食べの最盛期。食べさせられるのをものすごく嫌がるので、何でも自分で食べようとする。が、スプーンもフォークも箸も全く使えない。なので、毎食戦争のような気持ちです。「さあ、今日はどこまで汚すつもりや!やったるで!片付けたるでー!」と、毎回気持ちを奮い立たせてから、息子の前にご飯を置きます。
1歳6ヶ月になったばかりの息子は、全く食べる方ではない。まだにょろにょろとおっぱいを飲んでいるのもあるかもしれないけど、食べてくれるものが本当に少ない。まず、米はよく食べる。よかった、とりあえず、日本人だからこれを食べてくれないとね。パンは「もちもち系」なら食べる。そしてみそ汁。しらす。完全に日本人である。ちなみに、洋食な味付けのものはほとんど食べてくれない。もっと小さい時にあげていたベビーフードも「チキンライス味」とか「グラタン」とかは絶対に食べない。食べてくれるのは「五目ご飯」「わかめとしらすのご飯」とかそんな和な味のものばかり。ハンバーグも食べない。肉は食べない、魚はしらすしか食べません。
「和」なら比較的食べるといっても、さすがに納豆はそうそう食べないだろう、と思いつつ、ある日あげてみたところ、これが大ヒット。しかも「ひきわり」とかじゃなしに、「中粒」だから超豆がでかいやつ。タンパク質はしらすか豆腐からしか取ってくれなかったので、「やったぞ!貴重なタンパク質ゲット!」と思って、お昼ご飯は毎回納豆ご飯をあげることになりました。
しかし、、、先ほども申し上げた通り、手づかみ食べしかしてくれないのでね、納豆をね、手づかみなんですよ。よく自分でも決断したと思います。幼児は、納豆が糸をひくから糸を巻き取って食べるとか、臭いからできるだけ周囲につかないように気を配るとか、するわけないので、毎回蜘蛛の巣のなかに息子が座っているのかと見間違えるほどに、納豆の糸で巻き巻き状態になっています。臭い臭い。ねばるねばる。服につくつく!昼ご飯にしか食べさせないのは、昼だとまだ私の体力気力があるからです。夜にされたら泣くわ。とにかく、毎回裸になって、風呂に直行していました。
そんな納豆戦争な生活は一ヶ月近く続いていますが、最初髪やほっぺた、服、足の先までべったり納豆だらけだった息子も、納豆との付き合いが段々わかってきたのか、徐々に片付けが楽になってきたのです。服も毎回全部替えていたのが、ズボンだけでよくなったりして、確実に汚さなくなってきている!おお、息子よ、ささやかな成長を母は喜ぶぞ。
とはいっても、納豆は自宅でしか食べさせられないので、本当はもっと食べられるタンパク質を増やしたいなと思っています。世の中には、美味しい物がいーーーっぱいあるんだってことを、早く息子に知ってほしいと思います。