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イラストレーター瀬島志保子のブログ
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ノロわれた一家②。

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息子がウイルス性の胃腸炎だとは知らずに、うんこもゲロも全身に浴びまくって無防備だった私に、ついにノロリーナが上陸。お腹がぺこぺこで母とうきうきしながら夕ご飯の支度をしていた夕方、お皿に盛りつけていたお刺身が、さっきまであんなに美味しそうだったのに、いつの間にか見るのも嫌になってきていたのです。

「やばい、、、。伝染ったわ。私もあかん。」今までけっこうな数の食中毒に合って来たある種百戦錬磨の私、この感覚は間違いない。せっかくの料理を目の前に、私はよろよろとソファに倒れ込んだのです。母は、ショックでだまったまま。息子は、ソファで死んだようになった私の腹の上でごろごろしていた。そうこうしている間に、ものすごい吐き気到来。私は冷静に洗面器をひっつかんで、床にふせっていました。「おええええええ!!!!」よだれが止まらないし、涙も止まらない。吐くときってなぜ涙も出るんでしょう。さっき新幹線で食べたおにぎりが変わり果てた姿で登場。栄養になることのなかった可哀相なおにぎり。母はまさに修羅場を迎えている私の背中を見て、絶句するばかり。母が背中をさすりに私に近づこうとしていたので「こやんといて!!うつるで!!」とよだれを垂らして叫ぶ私。自分がノロに感染したという事よりも、ウイルスを乗せて両親や姉夫婦のいる大阪に来てしまったことがショックでした。うつってしまったらどうしよう!私が感染したということは、同じく汚物処理をした夫も、、、。

私はその後、4回吐き、5回下痢をし、発熱し水分もとれず床にふせっていました。苦しがってアイスノンを要求した私に、姉が巨大でがっちがちのアイスノンをごとっと頭に置いて行ったことだけを覚えています。短時間で急激に体調が悪くなった私は、回復も急速でした。朝になると、お腹も減って、水分もがぶがぶ取れるようになっていました。危機は脱した。そして、私が回復するのとほぼ同じ頃、東京で1人で過ごしていた夫に、やはりノロリーナが上陸していたのでした。まさに、汚物処理をした順番で、見事に感染しました。

夫は吐く事はなく、下痢と関節の痛みやだるさで3日程苦しんだそうです。私のように急激に全部出したわけではなかったので、それだけ長引いたようでした。幸い、大阪に居る家族には誰一人感染する事無くみんな元気だったので良かったです。今回の事で、自分の無防備さと無知に対して多いに反省しました。そして、息子も夫も私も大事には至らず、今日も元気でご飯が美味しく感じられて、良かったです。

  • 2014年5月9日
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名字が変わりました。
ノロわれた一家①。
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