せっかくタイトルを入れられるようになったのに一発目の内容がトホホでんがな。わ、わ、わたしの大事な靴ちゃんたちが、一つ残らずかびだらけになりました。すべての靴にちゃんと箱を用意して、紙にまで包んで保管していたのに、スニーカーまでかびてやんの。衝撃を受け過ぎて、息子が泣いていてもしばらく呆然と立ち尽くしてたよ。
そうね、原因よ。なんだか、今住んでいるのが社宅なんですが、ここはコンクリート打ちっぱなし的な外観なんです。そこまでは安藤忠雄ちっくでよかった。だがね、北の日に当たらない部屋がものすごいやばいのです。湿気が。壁紙が大きくうねっている程。フローリングがいつのまにか水に濡れている。ホラー映画「仄暗い水の底から」状態なんですよ。その部屋に保管していた息子の服が、洗って干して入れておいたのに、ある日タンスから出したらびしゃびしゃになっていた。ででででででー!
そ、それでね、その部屋にプチ収納スペースがあって、私はそこに靴をすべて収納していたのでした。夏は全然湿気も感じなかったのに、問題は冬だった。12月まではまあ大丈夫だったのや。それが1月を過ぎた頃にふとその収納スペースの壁をみると、緑色になっとるやないか。おい、こら。どないなっとるねん。そのときにすぐに靴をそこから出せば良かったのに、恐怖心と、カビを吸い込む事も億劫だし、なかなか息子がまとまって昼寝をしてくれなくて時間も取れず、今までほりぼりになっておりましたのや。
そして、つい3日前。息子がよく昼寝をしているのを確認して、マスクをして取りかかった。想像以上でした。こんなことってあるのかな?その収納スペースは、どっかの科学施設の実験室のカビ培養シャーレの中。といわんばかりに猛烈なカビ。背筋が凍り付く想いで靴を一つ一つそこから救い出した。
見えますか〜?すごいでしょ、、、。何がダメだったのだろう?実は、まだ救い出していない物品が多々残っているのですが、もうこわすぎて取りかかれない。もっと暖かくなってからにしよう。でも、東京では破格の安さでこの社宅に住まわせてもらっているし、リビングの方は居心地も良いし、全く、ここを出るぞー!とかは思っていないのですが、本当に謎です。とにかくあまりこの部屋には近づかないようにしよう。ちょうど3日前から私と息子は風邪をひいています。このカビのせい?とか色々疑心暗鬼になっているのです。
もっと暖かくなったら、死にかけている靴達を一つ一つふいて、日に干せばきっとまた履けるようになるさ。それとも、最近まったくおしゃれをする余裕がなく、この靴達を一切履いていなかったから、靴ちゃん達が怒ったのかしらん?そんなおひな様じゃあるまいしよ。早く暖かくなれー!カビよ去れー!