些細すぎてそんなこと書くなよと言われるかもしれないけど、私にとってはかなり驚いたことなのだ。便秘の姉にも勧めたい。腹の調子がいつも悪い夫にも勧めたい。
巷には、ものすごい機能を備えた乳酸菌飲料や、ヨーグルトが溢れています。腸の働きがいかに大切かという事も、耳にタコができるほどテレビでもよくやっています。でもね、結構高いんですよ。高機能乳酸菌飲料って。小さい小さい飲料が125円とかする。毎日続ける気にならないのよね。私は、そんなにお腹の調子が悪い方ではなかったのだけど、(中学生までは女性に珍しく下痢体質だった。)環境の変化に弱くて、そういうことがあるとたまに便秘になったりしていました。
出産してから、おっぱいに水分をとられてウンコがダイヤモンド化して、容易にでなくなり、毎回肛門が切れるようになっていたのでそのことが憂鬱になっていました。かといって、巷に溢るる高額な乳酸飲料に手を出すのが嫌だったんです。毎日125円でウンコ出すのが嫌だった。かつ、絶対出るのか知らないし。前にダ◯ンビオ食べても別に私は何も変わらなかったから。
ところが、あるもんですね安い乳酸菌飲料って。これなら続けられるぜっていうやつが。しかもカンブリア宮殿観て以来カゴメ私応援してるし。これは、4つ入ってなんと95円(西友にて)。これなら気軽に毎日飲めるよ〜!と思って飲み初めて二日後にはウンコが普通の柔らかさに!!!しかも、私これ飲み始めて以来、毎日ちゃんとバナナ2本分くらいの適度な柔らかさのウンコが、決まった時間に出るようになったんです。信じられない。本物だった。言っておきますが、別にカゴメに頼まれて書いてる訳じゃないですよ。本当にびっくりして嬉しかったので、もう書かずにはおれないのです。値段もめっちゃ良心的で、カロリーも低くて、朝起きて飲むのにちょうどいい量と甘さ。カゴメさんはなんて優しいのだ。
ウンコが毎日するっと出る事ってなんて日々を輝かせるのだろうと、私は実感しました。
あと、最近毎日息子に読んでいる絵本。ブルーナの「ミッフィーちゃんシリーズ」はまだ息子には早すぎたようで、ウサギが海に行った話とか息子にはどうでもいいみたいです。そりゃそうだよな、ウサギを見た事もなけりゃ、海も知らないんだから。
そんなことで、「意味なんてねえよ」的絵本を読む事にしました。作者は、三重県出身の元永定正さんです、主に。谷川俊太郎さんとかと共著だけど。元永さんの絵本は、テレビで特集されていたのを、母が観ていたく感動し、私がすでに大学生になっているのになぜかまとめ買いをしてくれていたものをごっそり持って来ました。
これがどんぴしゃりで、大喜び。私もびっくりした。内容は、大人が読んでも多分あんまりおもしろくない。言葉の繰り返しの響きや遊びがつまっています。特に息子が喜ぶのが「もけらもけら」という絵本で、もう最高に意味の無い絵本なんです。
へんてこりんな絵に、「だば!ずば!」「ぐがんぐがん!!!」とかいう聞いた事無い意味の無い言葉がくっついている。かなりアバンギャルドな絵本ですが、これを変な声を出して読むとすんげー喜びます。そういや子どもってインパクトのある言葉をくり出す芸人さんとかも好きだもんね。「ワイルドだろ〜」とか「ぶゆうでんぶゆうでん」とかも子どもから流行ったもんな。それに気付いて絵本を作った元永さんもすごいし、芸人さんは子ども狙いだったか知らんけど、すごいな。よく分かってるんだね、子どもの事が。
ふ〜ん、そういうことか、なるほどと関心しながら、喜ぶ息子を眺めながら、毎日「だば!!」と私はでっかい声を出して絵本を読んでいます。