今私は自らの肌をもってして実験中なのだ。化粧品を使う事を一切やめています。クレンジングも化粧水もファンデーションも美容液もすべて断っています。「肌断食」なのかといえば、そうではなくて。肌断食は一日とかだけど、私は一生化粧品を使わないつもりで、今始めて2週間目。顔から粉を吹き散らかしてうろうろしています。
私は大変に影響されやすい人間で、今何に影響されてそんなことをしているかといえばこの本、「肌の悩みがすべて消えるたったひとつの方法」をうっかり本屋で立ち読みしてしまったからでした。そのまま釘付けになり購入。その日から実践。
小学校4年生の時に、友達だったまゆみちゃんから「しほちゃんの鼻にはなんで黒いぶつぶつがあるの?」と言われてから、私は自分の肌があんまりイケてないということを知っていました。小6の時にはわざわざ雑誌で見た鼻の黒ずみをとるパックというのを、(この時代はそういうパックがまだ大変に珍しかった)三重県から東京まで買いに行ったほどに小さい頃から肌の事でさえない気持ちになる少女でした。
その後も、母の美顔器で顔をなでまわしたり、銀座でエステのキャッチにひっかかったりと基礎化粧品と肌の事でずーっとずーっと一喜一憂してきました。かといって口紅やらマスカラやらの、上から何かおっかぶせて自分の顔をどうにかするということには圧迫感を感じてほとんど興味がなく、面倒なので、すっぴんでもどうにかきれいに見える方法というか、肌そのものがきれいになる方法はないものかと思い悩んできたわけです。
で、この本を読んだところ、すべてをやめよと(ささやかなポイントメイクはいいらしい)。しかもすごく納得できることがわかりやすく書いてある。面倒くさがりで、化粧品がお小遣いを圧迫していた私にとっては奇跡の言葉であった。とにかく、やってみる。ぼっさぼさのゲバゲバの縄文土器みたいになるかもしれないけど、ちょっとやってみる。やってみてるけど、楽すぎて鼻血が出そう、もうあの頃には戻れない、、、。もうすぐ会う約束をしてるヨーコちゃんには、すっぴんの私を見てどうかしてしまったと思うかもしれないから、言っておこ。
でもこんなことをHPで言ってしまったら、多分私には化粧品に関する絵の仕事は一切こなくなるのだろうな(今までもきたことないけど)、、、。まあ、まだ実験中だから!いまのところ夫からは「う〜ん、やっぱり化粧してる方がいいような気がするけど、、、。」と言われています。ちょっと今レボリューション中なの!