今は、まさに実りの秋です。毎年当たり前のように実ってくれるけど、すごいことだ。いや、おばあちゃんがすごいのだ、育ててるのは彼女だから。それで、秋の3連休で姉が三重に帰って来たからちょうどいいやと、おばあちゃんの畑で大収穫祭。いいとこどりの我が家。
上の写真は、畑をうろつく父、母、姉。すごい仕事できなさそうな後ろ姿だ。姉はこれでもゆくゆくは農業をしたいと、なんか今流行っぽいことを言っている。でも、彼女はさつまいもがどれなのか分からなかった。サトイモを指差して「これサツマイモ?ほってもええの?」と嬉しそうな顔して聞いていました。
そば畑でおちょける姉。ちなみに、履いているジャージズボンは私が中学校の時のジャージです。そして、このとき私も履いていました。我が家では、中学校ジャージが現役です。裾がすぼまっていて、畑仕事にはうってつけ。おばあちゃんの帽子が似合いすぎる姉。こっちを向くと、北朝鮮の模範的なポスターの女性みたいな顔しています。
そば畑をうろつく父と母。姉曰く「なんか仕事も家もすべてを失った家族が、再出発を誓ってる風景みたいやなあ」と。ドラマの見過ぎだね。でもなんか私もここを歩いていて、そういう錯覚に陥りました。家族を立て直したい人は、そば畑をうろつくことをお勧めします。
収穫している姿を一切撮っていないけど、ちゃんと働きました。これはほんの一部です、言わば撮影用です。右端の、毛むくじゃらの物体はやまいもです。今年はカキがなり過ぎて、むしろサルに採りに来てほしい。まってます。なぜなら私はカキが苦手だから。果物なのに無臭なところがなんか、寂しくて好きではないです。
一日外で作業をするということは、なんと体力がいることかと驚きました。後半は腰を折り曲げて作業していました。おばあさんの腰が曲がるのも無理はない。
姉は「あたしやったら、ラジオを持って行ってノリノリで作業するわ〜」と言っていました。こういう人ほど続かないと、思います。でも姉にはがんばってほしい。身勝手な妹。
収穫祭で採れた、栗とさつまいもとサトイモを使った夕ご飯。さつまいもが、、、びっくりするほど甘くなくて、びっくりした。普通こういうときって甘いはずだろう??おかしいな〜。美味しいけどさあ。
栗ごはんの栗は、姉と一生懸命剥いて、手が痙攣する程がんばりました。でも剥き方が下手すぎて、大きかった栗がちんちくりんになってしまいました。畑の恵みを生かしきれない姉妹。田舎育ちの割に、使えない私達。がんばろうね、お姉ちゃん。