秋の3連休は、徹底的に家族で過ごそう、というテーマでした。私は4人家族で、姉が大阪に住んでいます。なので、家族で半分は大阪、半分は三重で過ごそうという話になりました。
私はしばらくぶりの大阪だったので、あれもしたいこれもしたいとやりたいことを箇条書きにしていったのですが、いざ大阪に着くと大都会梅田に電車で行く事すらめんどくさくなり、なぜか歩いて10分の最寄りのデパートと、車で10分のブックオフで私は大変に満足してしまいました。
そして、最寄りのデパートでまんまと「北海道物産展」に足を運んでしまい、大阪で北海道を満喫した状態になってしまいました。あああ〜恐るべし物産展マジック。
父が「まずは昼飯やで〜!」といって、お寿司が食べたい私と母の意見を押しのけてまっすぐにイートインのラーメン屋へ。すると、混んでいて席がバラバラ。家族で過ごすはずの3連休のはずが、私の話し相手は目の前の真っ白い無機質な壁。隣には神経質そうなメガネのおじさん。最高に心落ち着かない状態でご当地ラーメンをすすりながら、一刻も早く出たいと願う。「おいしいね」という話をしながら食べたかったよ。味も覚えてないよ。心の状態が味にも反映するのだと、一人で壁に向かって頷く。
その日は姉が仕事でいなかったのですが、母が「姉ちゃんも物産展に連れて行きたい」となぜか次の日も姉を引き連れ物産展へ。どれだけ田舎者なのか。しかも姉は都会に住んでいるのだから珍しくも何ともなかろうに。
普段離れて住んでいるせいで、母はたまに姉に会うと「この娘の願いをすべてかなえてやりたい」とありったけの愛情を注ぐ。姉は物産展の会場を母を引き連れて堂々と試食を繰り返し、試食をすすめるおじさんも「どうやらこっちのちょっと肥えた娘に食べさせた方がいいらしい」と、やたらと姉に試食をすすめる。後ろでやせ細った母は財布を握りしめて「ママ、あたしあのおはぎが食べたい」と姉が指差す方向へ消えて行きました。
結局買って帰ったのは十勝あずきのおはぎと、北海道じゃがいものコロッケをたくさんと、たこわさび。私は本当は甘エビの塩辛がよかったんだけどな。
夕方、三重に向けて出発。
「カニが食べたい」と父がいうので、まだシーズン本番ではないはずのカニを食べに、馴染みのカニのお店へ。カニが食べたいといったものの、なんかやっぱりシーズン本番じゃない雰囲気が漂っていて、盛り上がりに欠けました。
カニを食べた後、今度は姉が「31アイスが食べたい」というので駅前のサーティーワンへ。父はナッツトゥーユー、私と母はラムレーズン、姉は案の定ダブルをチョイス、チョコレートとパンプキンアイスを私より早く食べ終わっていました。
その日の夜は姉と一生懸命モムチャンダイエットのエクササイズを。明日へ続く。