今年もやってまいりました、確定申告の時期が。我が家は私と母がある意味自営業なので、かなり大事な作業となって来ます。6年前まで確定申告という名前すら知らずに、アルバイト先からいただいた「源泉徴収票」というめちゃくちゃ大事なものを紙くずだと思って捨てていました。無知って恐ろしい。
今はパソコンでちゃちゃっとできるみたいですが、アナログ親子の私と母は、必死に下書きをして清書して電卓をはじきました。母は確定申告が大好きで、毎年頭をかきむしってやっていますが、楽しそうです。達成感があるみたいです。私は小さい頃から学習障害と疑われた程に数字に弱く、今回も目眩を起こしながら母に隣でつきっきりになってもらいました。
小学校から中学校まで私があまりにも算数や数学ができないので、恐れを抱いた母は私を塾に入れましたが、それでもできないので毎晩くらい母と算数をやっていました。どれくらいできなかったかというと、まず時計が読めなかったのです。小学校4年生で時計が読めないってけっこうギリギリですよね、、、?なのでおもちゃの時計を読む練習を、毎晩泣きながらしていました。確か分数が全く理解不能で、テストは全部ずる休みしたのを覚えています。小学校のテストでゼロ点なんて取ったら、多分やばいことになると思っていたのでしょう。他の教科はとどこおりなくできていたので、軽い学習障害だったのだと思われます。よく考えると、今までよくも何食わぬ顔で中高大学と進んでこれたものだと自分自身に疑いの眼を向けています。
でもそんな私ももう29歳ですよ。逃げてばかりはいられません。お金のことはこれから一生ついてまわる大問題です。これからはちゃんとお金の勉強をしていくつもりであります。手始めに漫画でわかりやすく、、、学ぼうということで「誰も教えてくれないお金の話」という本を読みました。
結論からいうと、「知れば知る程恐怖はなくなる」ということだと思いました。昔塾の先生が「君たちが勉強をするということは、君たち自身が自由になるためにすることなんだよ」と言ってくれたことで私は勉強するようになりましたが、きっとすべてはそれと同じ事なのです。知ることで人は自由になれるのです。そういうことで、つまり人生は一生勉強です。
って毎年確定申告の時期に誓ってるんだけどな。