「あいちトリエンナーレ」へ行ってきました。ご存知でしょうか?実は今国際アートの祭典が密やかに愛知で行なわれている事を、、、。私はどこかでうっすら聞いたような、、、。というくらいのレベルだったのですが、この度愛知在住の友人ヨーコちゃんからお誘いをいただき行って参った訳です。
そもそもなんじゃそら、という方に間違っているかもしれない説明をします。3年に一回行われるという国際美術展です。私が大学生のころからやたらと「○○ナーレ」という美術展を耳にするようになり、私も大学の頃は「横浜トリエンナーレ」などに行ったものでした。日本を含め、世界各国のアーティスト達が映像作品やペインティング、彫刻、インスタレーション作品などを大量に展示します。「アートを開いたものに!アートで街を活性化!」という動きの一環だと思われます。中にはこ難しいのもありますが、ブラブラ家族で観たりデートで観たり友達とワイワイ観たりするような感じです。
私とヨーコちゃんはどちらかというとしゃべったり食べたりする事の方がメインなので、実はナーレは午前中にさくーっと観終わりました。さくーっと観終わった中で、一番やはり好きだったのが写真にあります三沢厚彦さんによる動物彫刻です。この方はとても有名で、色々な展覧会で観る事ができます。今一番売れっ子の彫刻家です。
売れっ子なだけあって、やはりいいです。誰もが観て分かって、誰もが観て「かわいい!」といえる。それってすごいことだと改めて思いました。木彫作品なので会場全体に木の香りがたちこめ、それもいいのです。意味不明の映像作品とか、分けわからんけどなんだか分からないと馬鹿にされるんじゃないかと心配してしまうようなどっかの作品より、木を人が一生懸命彫って現れた動物の方が私は遥かに感動します。
アートは早々に切り上げて、あとは栄の街をブラブラしました。「女らしい服が少なすぎるのをどうにかしようプロジェクト」が勝手に私達の中で始動したので、とにかく女らしい服を血眼で探しました。今まで見向きもしなかったものに目を向けるということはかなり難しいことですね。私より30倍女性らしいよーこちゃんにアドバイスをもらいつつ、ワンピースとカチューシャを買いました。嬉しくなって家で少し着てみたら一瞬でワキ汗がシミになったので、クリーニングにもう出すことになりました。女への道は険しい。