
今年もグループ展に参加いたします。今回は、デザイナーさんとチームを組んで一枚のポスターを制作するという企画でした。デザイナーさんもすごい方々です。恐縮しつつ奮闘いたしました。笑ったり泣いたり、私の中では勝手に情熱大陸のテーマソングが流れていました。
わたくしとしては「や、や、やったぜ!」という気持ちです。すごく出し切れた爽快感があります。トイレの事ではございませんよ。お時間ございます方、奮ってご来場くださいませ。DMおそらくまだ届いていないかと思いますが、これを見てくださったそこのあなた様に、恐らく届くはずです。
わたくしのミスで届かなかった方、こちらにでっかく貼付けたので、詳細すべてお分かりになるかと思います。奮ってご来場ください。
ちなみに、オープニングは25日の火曜日で、この日は1月2日のデパートの初売りのごとく混雑することが予想されますので、18時前に展示物をあらかじめ鑑賞しておいてくださいませ。普通の状態では見られません。そうせねば、18時以降はインドのバスの中のごとく混雑した中で見ることになります。お気をつけください。

恐らく当日は、私はとても混乱していると思いますので、十分な対応をできないこともあるかもしれませんが、会場でお待ち申し上げております。

今は、まさに実りの秋です。毎年当たり前のように実ってくれるけど、すごいことだ。いや、おばあちゃんがすごいのだ、育ててるのは彼女だから。それで、秋の3連休で姉が三重に帰って来たからちょうどいいやと、おばあちゃんの畑で大収穫祭。いいとこどりの我が家。
上の写真は、畑をうろつく父、母、姉。すごい仕事できなさそうな後ろ姿だ。姉はこれでもゆくゆくは農業をしたいと、なんか今流行っぽいことを言っている。でも、彼女はさつまいもがどれなのか分からなかった。サトイモを指差して「これサツマイモ?ほってもええの?」と嬉しそうな顔して聞いていました。

そば畑でおちょける姉。ちなみに、履いているジャージズボンは私が中学校の時のジャージです。そして、このとき私も履いていました。我が家では、中学校ジャージが現役です。裾がすぼまっていて、畑仕事にはうってつけ。おばあちゃんの帽子が似合いすぎる姉。こっちを向くと、北朝鮮の模範的なポスターの女性みたいな顔しています。

そば畑をうろつく父と母。姉曰く「なんか仕事も家もすべてを失った家族が、再出発を誓ってる風景みたいやなあ」と。ドラマの見過ぎだね。でもなんか私もここを歩いていて、そういう錯覚に陥りました。家族を立て直したい人は、そば畑をうろつくことをお勧めします。

収穫している姿を一切撮っていないけど、ちゃんと働きました。これはほんの一部です、言わば撮影用です。右端の、毛むくじゃらの物体はやまいもです。今年はカキがなり過ぎて、むしろサルに採りに来てほしい。まってます。なぜなら私はカキが苦手だから。果物なのに無臭なところがなんか、寂しくて好きではないです。
一日外で作業をするということは、なんと体力がいることかと驚きました。後半は腰を折り曲げて作業していました。おばあさんの腰が曲がるのも無理はない。
姉は「あたしやったら、ラジオを持って行ってノリノリで作業するわ〜」と言っていました。こういう人ほど続かないと、思います。でも姉にはがんばってほしい。身勝手な妹。

収穫祭で採れた、栗とさつまいもとサトイモを使った夕ご飯。さつまいもが、、、びっくりするほど甘くなくて、びっくりした。普通こういうときって甘いはずだろう??おかしいな〜。美味しいけどさあ。
栗ごはんの栗は、姉と一生懸命剥いて、手が痙攣する程がんばりました。でも剥き方が下手すぎて、大きかった栗がちんちくりんになってしまいました。畑の恵みを生かしきれない姉妹。田舎育ちの割に、使えない私達。がんばろうね、お姉ちゃん。

秋の3連休は、徹底的に家族で過ごそう、というテーマでした。私は4人家族で、姉が大阪に住んでいます。なので、家族で半分は大阪、半分は三重で過ごそうという話になりました。
私はしばらくぶりの大阪だったので、あれもしたいこれもしたいとやりたいことを箇条書きにしていったのですが、いざ大阪に着くと大都会梅田に電車で行く事すらめんどくさくなり、なぜか歩いて10分の最寄りのデパートと、車で10分のブックオフで私は大変に満足してしまいました。
そして、最寄りのデパートでまんまと「北海道物産展」に足を運んでしまい、大阪で北海道を満喫した状態になってしまいました。あああ〜恐るべし物産展マジック。

父が「まずは昼飯やで〜!」といって、お寿司が食べたい私と母の意見を押しのけてまっすぐにイートインのラーメン屋へ。すると、混んでいて席がバラバラ。家族で過ごすはずの3連休のはずが、私の話し相手は目の前の真っ白い無機質な壁。隣には神経質そうなメガネのおじさん。最高に心落ち着かない状態でご当地ラーメンをすすりながら、一刻も早く出たいと願う。「おいしいね」という話をしながら食べたかったよ。味も覚えてないよ。心の状態が味にも反映するのだと、一人で壁に向かって頷く。

その日は姉が仕事でいなかったのですが、母が「姉ちゃんも物産展に連れて行きたい」となぜか次の日も姉を引き連れ物産展へ。どれだけ田舎者なのか。しかも姉は都会に住んでいるのだから珍しくも何ともなかろうに。
普段離れて住んでいるせいで、母はたまに姉に会うと「この娘の願いをすべてかなえてやりたい」とありったけの愛情を注ぐ。姉は物産展の会場を母を引き連れて堂々と試食を繰り返し、試食をすすめるおじさんも「どうやらこっちのちょっと肥えた娘に食べさせた方がいいらしい」と、やたらと姉に試食をすすめる。後ろでやせ細った母は財布を握りしめて「ママ、あたしあのおはぎが食べたい」と姉が指差す方向へ消えて行きました。
結局買って帰ったのは十勝あずきのおはぎと、北海道じゃがいものコロッケをたくさんと、たこわさび。私は本当は甘エビの塩辛がよかったんだけどな。

夕方、三重に向けて出発。
「カニが食べたい」と父がいうので、まだシーズン本番ではないはずのカニを食べに、馴染みのカニのお店へ。カニが食べたいといったものの、なんかやっぱりシーズン本番じゃない雰囲気が漂っていて、盛り上がりに欠けました。
カニを食べた後、今度は姉が「31アイスが食べたい」というので駅前のサーティーワンへ。父はナッツトゥーユー、私と母はラムレーズン、姉は案の定ダブルをチョイス、チョコレートとパンプキンアイスを私より早く食べ終わっていました。
その日の夜は姉と一生懸命モムチャンダイエットのエクササイズを。明日へ続く。

ウクレレ歌手のオオオモリメグミさんの、CDジャケットのイラストを描かせていただきました。デザインは菊地敦己さんです。
下北沢モナレコードで絶賛発売中であります。
http://www.myspace.com/megumiomori
今回はメグミさんが「未来に希望をつなげて生きて行く想いをこめて」つくったので、私も「とにかく明るく」描きました。でもこうして自分の描いたものを見ると、なんか目が悲しそうに見えてしまったり、、、おかしいな(笑)自分が描いた物はあまり客観的に見れなくて人から見るとどう見えてるのか分からないコワさがあります。
でも実際にこのCDを聴くと、たとえ外は雨が降っていたとしても、自分が聴いてる部屋にだけ光が降り注いでいるよな気持ちになるのです。そして歌詞もとても私は好きです。
「いつかまた青い海になれ」という歌詞があるのですが、このフレーズを、メグミさんのポカンとした声が歌うから「なるよね」と頷きたくなります。
彼女はすごく多忙です。でもいつもほのぼのとした空気を漂わせているのでそう感じさせません。そして穏やかなのに周りをすべて巻き込むようなパワーがあります。私はいつも突然くる彼女からの、キラキラとした「絵を描いて!」というメールを読んで、絵を描きます。それがとても嬉しいです。いつも遠くから彼女に巻き込まれたがっています。