決して男らしいという訳ではないのに、確実に「男」である「僕」。
村上春樹の小説にはいつもそんな僕が出てきます。
こういう人たまに居ます。そしてなぜかモテます。
ここ数年のファンタジーブーム、私は悪くないと思います。
「またか」と思いつつ、あの二時間アホになる感覚が幸せです。
その間だけ、どんな魔法も受け入れます。
60年代アメリカが舞台、、、という設定だったのだけど,病院の映像がほとんどで
それを感じさせるものがあまりなかったのがちょっと残念。
とてもプライヴェートなヴィジョン。
前半の、退屈とも思える映像は、すべてあるひとつの衝撃の為。
普遍的なメッセージを読み取ろうとかはあんまりしないほうが良い映画だと思いました。
心がちょこちょこ裏切られるから。森の映像がつくりものっぽくてかわいらしい。