斬新でスタイリッシュな映画を撮り続けて来たウォン・カーウァイ監督ですが、なんか一度ふつ〜の映画が撮りたくなっちゃったんだろうなーと思いました。っていうくらい、内容自体は聞いた事あるような物語です。
しかし人選自体はばっちり冒険をしているのがおもしろいです。キャットパワーが出てるのには驚きました。
ノラ・ジョーンズは、女優業は他の人々に任せて、音楽一本でこれからも頑張ってほしいです。
この監督は「ギルバート・グレイプ」や「マイライフ・アズ・アドッグ」を撮っていますが、ものすごく一貫した映画作りをしています。決して派手な映画ではなく、地味なテーマを丁寧に描く、という姿勢です。
すべての人にあてはまる事柄であり、大成功をおさめる人は出てきませんが、静かに背中を押してくれます。
原作を最近読んでどうしても映画が観たくなり、TUTAYAさんに行ったら、なんとDVD化されておらず、VHSが一本ぽつーんと、、、。
「おかしい、ヒットしてたはずなのに。まさかおもしろくない??」という不安はやんわりと的中しました。まず金城さんの日本語がおかしい。赤井英和の標準語よりおかしい。そして原作と全く違う。人間関係までも違う。誰に媚びた結果なのか、なんの話し合いがあったのか、一般市民は知る由もなく、ただ残念でした。
初めて「スピード」を観た時から、たとえどんなに走る姿がもたついていようとも、私はキアヌ・リーブスが好きでした。
たまにとんでもなくひどい映画に出てしまっていても、私はキアヌが好きでした。
今回も、怪しい匂いを感じながらも、キアヌ観たさに手を出してしまいました。
そしてやはり騙されてしまいましたが、キアヌへの気持ちは変わらないのでした。
小学生のとき、宮沢りえちゃんが大好きでした。定規や下敷きなどのグッズを集めるくらい。
当時はふっくらしていて、健康的なイメージがウリの彼女でしたが、
今再び、「痩せ過ぎの儚さ」が魅力の女性へと変身しました。
そんなサンタフェなりえちゃんをこれからも応援したいです。