何気ないようで、とても懐かしい会話を最近聞いてしまいました。田舎の中学生にとって街に行くという事は大イベントでした。親の車がないと、お金がないと、許可がないと、なかなかできないことだったのです。
どうやらうちの地域では、大型ショッピングセンターサティは、中学生の聖地であるということが判明しました。「おまえんち、昨日サティ行ったんやろ?ええなあ」という会話もよく聞きます。だから、高校生になったらどうやら毎日でもサティに行っていいらしい、という噂は彼らにとってはすごいことなんだなあっと思いました。
私は高校自体も山の方だったので、もはやコンビニしか(ちなみに23時で閉店)寄り道できる場所がなく、それでも嬉しくて毎日なにかおやつを買っていました。そのコンビニも東京から帰ってきたら潰れていて衝撃でしたけど。わたしの思い出の「ヤマザキ」が。