五月の末に2歳児歯科検診があった。区が行っている歯科検診は、なかなかに胸がざわつかされるものです。歯の健康の他に、何語しゃべれるか、食べ物のバランスとか色々質問されて、標準通りでないと「詳しく調べましょうか。」とか「こんなんじゃ虫歯になりますよ。」とかけっこう恐ろしいことを言ってくるんです。
1歳半のときも、「おっぱいまだ飲ませてるんですか?虫歯になりますよ?ほら、この前歯もう濁ってる。」みたいに言われ、私は慌てて子どものデンタル用品を買いあさったりしました。が、いざ歯医者に連れて行くと、特に心配はないと言われたりして。
そして、案の定今回はわざわざ別室に呼ばれて「言葉が遅いんじゃないか」と言われました。そして「今何語しゃべれるか書き出してください」と言われ。私は息子が話せる言葉を出来るだけ思い出してみました。一応言葉数はクリアしたんですが、二語文がまだ言えないのは遅いみたいなことを言われ、軽くへこみました。二語文とは「ワンワン、来た」とか「ママ、バイバイ」みたいな事です。今までそんなこと心配したことなかったのに、なぜにわざわざへこませるのでしょうか?まさかストレス解消じゃないでしょうね?もっとうまくやってくださいと言いたい。
最近息子の口臭が私は気になっています。幼児に口臭なんてあるはずがないと今までは思っていました。というか、こんな何もかもツルツルピカピカの新鮮な赤ちゃんなのに口臭とかまさかね?という思いでしたが、自分の息子だから無遠慮に口の匂いをすんすん嗅ぎまくっています。なので今回の歯科検診ではそれを相談してみました。が、特に問題ないと言われました。あれ?私の鼻が臭くなってんのかな?
まあそれはちょっと置いといて、歯科検診では、息子は歯がきっちり詰まって生えているために「フロス」を使用してくださいと言われました。はー、すごいね。幼児にフロス。ちゃんと薬局にも売ってんだわ、幼児用のフロスが。生まれた時からデンタルケアの時代です。歯周病菌が重大な病気の引き金になるらしいしね。さらに、そろそろフッ素デビューはいかがですかと言われ、江戸川区は子どもの医療費タダなので、早速フッ素塗布に連れて行きました。
フッ素って、どんな恐ろしげな粉なのかと思ってびびっていたら、なんとバナナ味イチゴ味メロン味グレープ味とかのおいしいジェルでした。息子も最初はのけぞっていましたが、大好きな若い女性の歯医者さんに「お口あーん、美味しいよ〜!」と言われて、ニヤニヤしながら口をあ〜んとしていました。私が歯を磨く時は全力で顔面を蹴ってくるのにですよ。これからは月に一回フッ素塗布に連れて行きます。
良かったね、月に一度はきれいなお姉さんと会えるよ。