トイザラスでいつものように息子を放って遊ばせていると、息子がなにやらペンを持ってイラストをタッチしていた。見ると、アンパンマンの知育玩具のようです。ページのイラストをタッチすると、そのものの名前と例えば救急車だったらその音、ライオンのイラストにはライオンの鳴き声、せみをタッチすると「せみ」と言った後にせみの鳴き声、川をタッチすると「かわ」と言った後にせせらぎの音。
「す、すげー!」息子よりもむしろ私が何やら感動してしまって、夢中でページをめくる。全部で47ページあって、「あいさつ」とか「買い物」とか「家の中」「動物園」「水族館」「体の名前」「アルファベット」「ひらがな」などなど子どもには十分な情報量。楽器のページには、それぞれの楽器の音もなるし、しかも日本語はもちろん、ボタンを切り替えると「英語」バージョンになるという優れもの!これは、相当高いのでは、、、?と値段を見ると8千円ほど。ふーむ。欲しい。私が欲しい。とりあえずそのときは欲しい気持ちをぐっと押さえて、帰り、夫に相談すると「そんなに欲しかったら買えばいいじゃん」と。夫はひらひらとタブレットをあやつり「これ安いよ」と言って、どっかのオークションで6千円ほどで落札。
3日もすると、届いた。やったー!息子も「あんぱん、あんぱん」と言いながらあやつりはじめた。これはいい感じだ。もう購入して2週間ほど経った今では、自分でプラスチックの本のカバーを開き、アンパンマンのペンのスイッチをオンにし、一番好きな車のページから開いて、適当にその日の気分でペン先を絵にタッチするようになりました。
おいおい!こんなハイテクに頼ったらいかんぜ!というもう一人の自分の叫びも聞き、、、。寝る前に絵本の読み聞かせも始めました。ちょっとまえまで、なかなか集中の続かなかった読み聞かせも、2歳と1ヶ月の今では、電気を消して、枕元のオレンジ色の明かりを灯すと、嬉しそうに自分の読んでほしい本をそそくさと持って来て布団に寝転ぶようになりました。
写真の絵本が、今息子が大好きな絵本達です。ほとんどがいただきものですが、「14匹のあさごはん」だけは、私が小さい頃に好きで、今でも手元に残っている絵本です。昔の匂いがするのか、息子はたまにこの絵本の匂いを嗅いでいます。私と一緒で、食べ物が出てくるのがいいみたいです。今後もちょっとずつ、自分が好きだった食べ物の出てくる本を集めていきたいなと思います。「からすのパン屋さん」とか「ぐりとぐら」とか。
勉強は嫌いでもいいから、本の好きな人になってほしいなあ。というのが親の勝手な願いです。