いや、正確には明日が誕生日なのですが、気の早い私は色々無視してこれを書いています。息子がまだ物心ついていないのをいいことにね、ケーキとか誕生日の写真とかも日曜日に無理矢理撮ってもうた。だって、夫が平日だといないのでね、私と二人っきりの誕生日より両親に囲まれての誕生日のがよかろう。
そうして、無理矢理に100均で買った「Happy Birthday」と書かれた王冠をかぶらされ、写真を撮らされた息子。予定外の撮影大会が始まったので、うっかりぼさぼさスエット姿で撮ってしまったけど。何にもわかってないよな。それでいいんだ。誕生日の写真というのは、大きくなってから見て喜ぶもんなんだ。「オレ、大事にされてんじゃん、、、。」っていうのが大事なんだよ。私も自分が1才の誕生日の写真があって、家族に囲まれて、ケーキにロウソクを一つ立ててもらっている写真、すごく好きだもの。
ついさっき、夫のご両親からのお祝いの品を受け取りました。おおー!すごいかわいいカード!!!クリスマスも、初節句お祝いも、お年玉も、毎回かわいいカードと一緒にお祝いしてくれるご両親です。本当にどうもありがとうございます。息子も無事に一才を迎える事ができました。(正確には明日)おじいちゃん、おばあちゃんの愛を神奈川から浴びて大きくなりました!!!ありがとうございます!
部屋はこの散らかりようです。これだけ散らかせるのも、成長の証として前向きに捉えたいと思います。ご近所のお子様のお古のおもちゃを最近どかーんと大量にいただきまして、もう10年はおもちゃがいらないかもしれません。しかし、日々息子が遊ぶのを見て思ったのですが、「おもちゃ」ってね、何でもいいんです。赤チャンは。ペットボトルのフタ、インスタントコーヒーの空き瓶、夫のマッサージ用具、昆布が入ってた容器、うちわなどなど。実際この写真に写っているもののほとんどは、おもちゃとして生まれてきたものではないものです。もう、かじれたらなんでもいい。区がやっている子育て広場でも、赤チャンは全員ビニールテープをダンボールに巻いた物が大好きで、みんな大麻をやってるんかというくらいにそれを口に入れてうっとりしています。
息子と遊んでいる時に、「ん?この感覚前にもどこかで、、、!」と思い出した事があります。それは飼い猫と遊んでいたときのことです。確かネコと遊んでいた時もこんな感じだったな。ボールをころころ転がしたり、こそぐったり、いたずらをしているのを「こら!」と後ろから怒ったり、、、。
そして、子どもができてふと気がついたこと。それは「なぜ、私の母はあんなにもテンションが高かったのか」という謎がとけたことでした。うちの母は毎日朝からテンションが高くて病気じゃないかと思った事もありましたが、それは、母が努めてテンションを高くしていたのだということが、自分が母になって分かりました。たいがいのお母さんは、テンションが高くないですか?それは、子どもの前では明るくしていたいというお母さんの優しさなのだと、私はやっと気がつきました。母がいつも明るく振る舞ってくれたから、自分は落ち込んだり、嫌な事があったときも大丈夫だと思えたんだ。いつのまにか、息子の前で自然とテンションを高くしている自分が居て、「母という生き物」の有り様について少しわかった気がしました。
息子にとっても、そりゃあ激動の一年だっただろうが、私にとっても激動の1年だったです。1年間無事に生き延びてくれた、ありがとう。