息子誕生から、もう4ヶ月。東京にも引っ越したし、ようやく神奈川に住む夫のご両親の元へ、息子を連れて初めて会いに行きました。「産まれましたー!」と言って、4ヶ月も会えないなんて大変に申し訳ないと思っていましたが、ご両親も私のブログを読んだり、夫のくり出す「詳しくない孫の情報」のみを受け取り気長に待っていてくれました。
東京に引っ越す際に車を手放したので、レンタカーで首都高を走りました。夫は無口ながら、車の運転などはしっかりとしてくれるので大変にありがたいです。私は運転超苦手なので、多分首都高とか走ったら即死は免れないと思います。首都高は「死ぬのなんて簡単だよ〜ん」と道路全体が誘っているような恐ろしい構造になっていませんか?人々はなぜ涼しい顔であんな恐ろしい道路を走っているのか、走っている間中目をひんむいて考えていました。そんなびびりの私が「ぶつかるうううう!!」とか言って大騒ぎするので、夫はいつも「寝ててくれよ」と静かに言い放ちます。すいませんね、うるさくてね。道中、息子が大便をぶちかまして後ろ漏れするなどの、小さなハプニングはありましたが無事に神奈川に到着!
お父さんとお母さんが、いつもの優しい笑顔で出迎えてくれました。死の首都高を走って来た私の(運転は夫だけどね)恐怖に引きつった心がほどけていきました。そして、お昼からお母さん手作りのすごいごちそうが、、、!私は流れ出るよだれを隠し通せず、食欲爆発で息子のことなどすっかり忘れて夢中でお昼をいただきました。食べながら、はたと夫の事が可哀相になってきました。この美味しい料理で育って来たのに、今は私のくり出す謎の創作料理を文句も言わずに食べている夫(好き嫌いもあるけど)。これから私料理うまくなるんだろうか?自分の事ながら懐疑的である。
そして、いつもは食事中も泣き叫ぶ息子をなだめに度々食事を中断しているのに、今日はどうしてこんなにゆっくり食べれるのかしら?と思ってふと振り返ると、お母さんが自分はご飯を一口も食べずに、一生懸命息子をあやしつづけてくれているではありませんか。「ぎゃー!申し訳ない!」と思いながらも美味しすぎて箸が一瞬たりとも置けない意地汚いわたくし。「私はこうちゃん(息子の名前)と遊びたいからいいの、いいの!」と嫌な顔ひとつせずに、結局ずーっと遊んでくれていました。
息子の為におもちゃやお祝いををたくさん用意してくれて、お父さんもお母さんも、ずーっと息子を可愛がってくれました。最近人見知りもするようになった息子でしたが、おじいちゃんおばあちゃんの愛情が伝わったのか、その日は終始ごきげん。ああ、来てよかった、、、。お腹も心も満腹で、後ろ髪ひかれつつ帰路につきました。
やっぱり、にぎやかっていいな。たくさんの人と関わって、息子には育ってほしいなあ。お父さん、お母さん本当にどうもありがとうございました!次はお正月かな、、、?