里帰り出産のち、猿と鹿とムカデの這いずり回るカントリーロード三重から、ベランダからうっすらと東京スカイツリーの見える東京は江戸川区へ引っ越してまいりました。やっと夫と合流。う〜ん、この排気ガス臭、、、。三重に居た時は虫の鳴く声とおじさんの振り回す草刈り機の音しかしなかったのに、今やマンションの窓を開けたら、耳をつんざくようなけたたましいパトカーの音が。毎晩事件です、、、ねえさん。
新居は、、、男の一人暮らしの園でした。夫さま、半年近く東京で一人暮らしお疲れさまでした。
そして私がまず最初にお世話になったのが、やはり産婦人科の母乳外来でした。引っ越しのストレスと冷えにより、乳が一気に詰まりまたもや石化してしまった私のおっぱい。一晩中揉み続けてもびくともしない岩のような乳。乳が出なくて泣き叫ぶ息子。朝になり、髪の毛もぐっちゃぐちゃのままベビーカーをひきずり歩いて7分余りの産婦人科へ。歩いて7分で産婦人科なんてすごくないか!!??三重に居た頃は、最寄りのコンビニまで車で10分だぜ。などと、事あるごとに三重と比較して驚く田舎者。
田舎者、乳を詰まらかしてシティの産婦人科へ参る。なんと、そこに居たのはゴッドハンド助産師。ひともみで私の乳に詰まった怪しげな塊をすぽーん!とはじけとばしてくれました。私は驚愕し過ぎて乳を噴水のように飛ばしながら「すごーいい!!!!」と大絶叫。これが、、これが日本の凄腕が集まる地、東京。三重の産婦人科にはいなかったですぜ、あなたのようなゴッドハンド。「すごいすごい」を連発する田舎者の私に、ゴッドは一言「仕事だからねえ。あははは。」と。見た目はどこにでも居る温和なおばさまなのに。実はおばさんの仮面をかぶった乳ゴッドであった。もう、ゴッドに会いに通いたくなっちゃう!でも3000円かかっちゃう!ひともみ3000円!やはり神!
コンクリートロード東京だが、10分歩けばなんでもある。ベビーカーをひきずりながら、歩いて何でも手に入れてやるぞー!排気ガスで鼻毛は伸びるけど、たくましく生きよう。