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イラストレーター瀬島志保子のブログ
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3回目のバレンタイン。

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夫と出会ってから3回目のバレンタインとなりました。結婚してからは2回目だな。1度目は生チョコを手作りし、2回目は焼きチョコを手作りし、3回目はチョコのケーキでも焼いてみようかと思っていたら、うちには泡立て器も計量器もなくって、それらを揃えてでも作ろうとしていたら、夫が「そうまでして作らなくてもいいし、ケーキとかよりシンプルなチョコレートが好き。」とのことだった。

ということで再び第一回目に作った生チョコを作る事にした。実はケーキを食べたかったのは私の方だったけど、上手くできる自信は全くなかったので、失敗の無い生チョコでちょっとほっとした。

近くの名鉄百貨店や、名古屋の高島屋では大規模なバレンタインフェアをやっているけど、買った事が無い。3粒で2600円とか、腰が抜けるわ。2月15日になったら、山のように売れ残ったチョコが廃棄されるんだろうかと想像すると、きらびやかな売り場が恐ろしく感じてしまう。自分で作ったら、500円でタッパーいっぱいできるんぞ。しかも生チョコなんて、超美味しくできるんぞ。

初めて夫にチョコを作った時は、私はまだ実家に住んでいたのだけど、恥ずかしくてチョコを作っているところを絶対に親に見られたくなくて、家に誰もいないときに猛烈な早さで生チョコを作り、冷蔵庫の奥深く、誰にも見つからないようにしまいこんだり、部屋中に漂うチョコの匂い消しをしたりと苦労した。幸い、うちの冷蔵庫はいつもめちゃくちゃに混み合っているので、誰も気付かなかった。でもなんとなく「自分はコソコソと何をやってるんだ?」と、自問自答しながらもやもやと作ったチョコだった。

チョコのラッピングも、実家の押し入れからかわいい箱やリボンを探して来たり頑張った。けど、男の人ってそういうのほとんど見ていない。少なくとも、うちの夫は多分見ていない。女の人が一人で慌てたり、探したり、迷ったりしているだけなのだ。友チョコが流行る訳が分かる気がする。女子同士なら、パッケージやラッピングを褒め合ったりできて楽しかろう。

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だから、結婚して超ラクになった。冷蔵庫のタッパーから器にもって爪楊枝でもさして出せばいいのだ。家に帰って来るのだから。もう溶ける心配も、こぼれる心配も、ラッピングの心配だってないのだ。ラクダ。失敗しないはずの生チョコなのに、湯煎で溶かしきれなかったチョコのツブツブがぼりぼりと残る。そういう所だけ気付く夫は「食感が、随分楽しいね。」という感想だった。一回目のバレンタインにはそんなこと言わなかったやないか。

タッパーいっぱいにできた生チョコを、パンにのせて食べたりして、夫の倍食べている。包丁についたり、ボールについたチョコも手に取ってなめたり、べったべたになりながら1年に一度慣れない事をするのは楽しい。

  • 2013年2月15日
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