寒い、朝から雨降るロンドン。こんなに寒いとオリンピック大変だろうな。今年は例年とは全然違う異常気象なんだと。なんでまたこんなときにね。オリンピック前に行ったけど、盛り上がっていました。バスの道が規制されたりして、私達にもなんらかの影響がありました。
この日は朝から再び団体行動。一人だと何もできない私ですが、姉がいれば海外は怖くないので、早く姉とロンドン市内を散歩したいなーと自分勝手なことをずっと考えながらツアーバスで移動。降りたり乗ったりを繰り返し、ガイドさんが「記念撮影場所」を巡ってくれる。はぐれるおじいさんが居てバス内騒然となる。
はぐれたおじいさんを見つけて救出。(このバイクの人じゃないよ)あ〜よかった。私だったら恐怖で死んでるかも。もう色んな場所でバスから降りて記念撮影しすぎて、どこへ行ったかもはや忘れた。
お昼はお姉ちゃんと絶対にアフタンーンティーをするぞ〜〜〜!と朝から決めていた。ところが、なんと昼食もツアーに組み込まれていて、全員でフィッシュ&チップスのお店へ行くというのだ。げい〜ん。そんなスナックフードみんなで食べるなんてやめようや。
あら、でも初めて食べるしまあいいか。うん、おいしい。そしてアフタヌーンティーが入る余地はなくなり、私の小さな夢は敗れ去った。その後三越の免税デパートへ。ここではイギリスのおみやげを買いました。一番買うのに神経を使ったのは、日本に置いて来てしまった夫のおみやげ。コートを買っていこうと思ったのですが、何せ好みが難しいので一番無難なデザインと色を選んだ。手は長過ぎるけどお腹のボタンが閉まらないというメタボな父に試着をお願いする。コートを無事に購入し、一安心。そしてここから、私はどうしても自由行動がしたいと言って、姉と二人バスから降りたのでした。イエーイ。
さっきまで死んだ魚のような目でバスに乗っていた私でしたが、自由を手に入れ、100人力の姉を手に入れた今突然羽をばたつかせものすごい元気になって姉を連れ回す。連れ回しているつもりでも、姉の方が歩くスピードが速いので、前を歩く姉を一生懸命呼び止めて「ねえちゃーん!ねえちゃーん!この店入ろうよー!」と頑張って誘う。
一生懸命呼び止めて、リバティプリントで有名なリバティデパートへ入る。ロンドンでほぼ唯一くらいの木造建築らしい。木造のデパートなんて初めて見た。ロンドン市内は、昔大火事があって、それ以降石造りの建物しか建てちゃダメになったらしい。だからこの建物はすごーく珍しいのだと。見た目はアンティークショップみたいだったけど、中に入ると品物は超最先端。モードなブランドの洋服がずらりと並んだり、奇抜な柄の食器がたくさん売っていました。
この花瓶がすごーくすごーくすごーく欲しかったけど、後ろからねえちゃんがぼそっと「そんなもん、どうやってトランク入れんねん。割れるでやめとき。」と一喝。きっとロマンチストの母だったら「ええやんシホちゃん!買おう買おう!」と言ってくれただろうが、この日一緒に行動していたのは私が持っているたくさんの色鉛筆を見て、「なんでこんなに同じ鉛筆持っとんの?」と言ってしまうような姉との行動だったので、私のロマンチック心は打ち砕かれたのだった。
おー!ロンドンのMacだ〜。古い建物を活かしていてかっこいいな〜。
のせたい写真が多いので、次のブログに続きます。