とっても見応えがあっておもしろかったです。こういう重たそうなドレスが出てくる映画って大好きです。やっぱり女の愛憎劇っておもしろいんだなあ。豪華な昼ドラみたいでした。どこの国も大奥時代があったんですね。
ナタリー・ポートマンも安達祐実バリに演技が激しくて女優魂をすこぶる感じました。特に震えの演技がマグニチュード8くらいあって迫力がありました。逆にスカーレット・ヨハンソンがねちっこい演技をしているのをあまり観た事が無い。いっつも口を半開きにしてぼけーっとしているイメージです。心ここにあらず顔。でも好きです、手が似てるって言われた事があるからです。私の唯一の自慢、手がスカーレット・ヨハンソンに似ているということ。ちゃんと見た事ないからよく知らないけど。
それにしても、私が世界史の教科書で見たヘンリー八世はだれもが落書きだらけにしたくなるほど、顔がでかくて落書きするスペースがいっぱいあった変なおじさんだった記憶が。エリック・バナとの共通点なんて肩パッドの巨大さくらいではないのだろうか?映画だしそんなもんだろうけど。あんな色魔に兄弟姉妹をめちゃめちゃにされるなんて考えただけで恐ろしい。しかしうちの姉妹ではせいぜい王家のトイレ掃除くらいしかやらせてもらえまいなあ。王族のウンコならよい作物が育つだろうから持って帰って両親を喜ばせよう。ある意味「ぶーリン家」だぞ。