5年間くらい持っていたケータイを、替えました。
オンボロケータイを携え、最新機種を指差した私に向かって、店員さんは、「この機種はプロ使用ですので、中には使いこなせないお客様もいらっしゃいます。」といって、どうにかこの最新機種にするのを阻止しようとしていた。そもそもプロ使用ってなんだい?何かのプロになれるなら、私これ使いたいです。
店員さんの言いたい事を通訳すると多分「そんな紀元前のケータイ使ってたやつがこれ使える訳ないでしょ?」みたいな感じだったと思う。でも、指差しといた私自身が不安なんだから他人はもっと「知らねーぞ」って思うだろう。
しかも、料金プランの設定のときに「お客様の場合、ほとんどお使いでなかったので、一番安いプランでいいかと思います。」と。還暦過ぎてたら、「うん、そうだよ」っていえたかもしれないけど、一応まだ20代だったので目をそらしそうになりました。どうして私は道頓堀のケイタイ屋さんを選んでしまったのだろう。周囲にサングラスをしたイケイケねーちゃんと、腰パンズルズル男しかいないような場所で。
そうやって、恥をさらして手に入れたこの手に収まるハイテク。今の所、使い方を全部姉に聞いています。