実家に帰って来て4ヶ月あまり、、、。ひたすら思いでを振り返りまくっている日々が続いています。小さい頃に大好きだった絵本がごろごろしているので、絵本紹介でもします。
私は子どもがどんな本が好きかっていったら、確実に「食い物」の絵本がナンバーワンだと信じています。なぜなら自分がそうだったから。「次のページにいったらパンケーキの絵が出てくる」と思っただけでもうページをめくりたくてたまらんのです。
この「こぶたはなこさんのおべんとう」という絵本は、食べるのも作るのも大好きな「こぶたはなこさん」が、親友の「こりすすみえさん」と一緒に弁当をめちゃくちゃいっぱいもってピクニックにいくというお話なのですが、なにせこぶたはなこさんは見ての通り食いしん坊なので、お花畑につく前にお弁当を全部食べ終わってしまいます。もう、この食いしん坊の憎めなさ。そして、傍らにいるしっかりもので優しい親友「こりすすみえさん」の存在。読み終わったあとの幸福感たるや、私の持っている絵本でナンバーワンです。
小さい時は、お腹がすいたらこの絵本を見ては飢えをしのいでいました。食べ物がおいしそうに描かれているのはもちろんですが、「もりの健康印小麦粉」とか「みはらし山特選りんご」だとか、いちいち芸が細かいのも、子どもながらに楽しかったのでした。