10月31日に息子も初めてハロウィンのイベントに参加しました。年々日本中に拡大するハロウィン熱に恐れ戦いておりましたが、社宅の奥様に誘われて、もうぽろっと二つ返事で参加することになりました。
我が一家は夫の会社の社宅に住んでいます。その社宅には独身の方数名と、他に5家族が住んでいて、その5家族すべてに子どもさんがいます。みんな小学生以下で、一番小さい子だと1歳、大きい子で11歳です。全部で10名以上います。そりゃあ、子どもがたくさんいたら、イベントもやりがいがあるってもんです。
5家族の家を回って、みんなお菓子をもらいます。もちろん仮装しますが、小さい子は何かをかぶったりするのを嫌がったりするので、そんな大した仮装もできないです。だから、まあそこはいい加減でも全く構いません。うちも悪魔のカチューシャと、マントを用意したのですが、20秒くらいで殴り捨てられたのでその後は普通の格好で家々を回っていました。
女の子には圧倒的に魔女が人気のようで、みんな魔女の格好をしていました。案外みんなお姫様なのかと思っていたけど、最近の子は何か空気を読むのか「自分の事お姫様って思ってたらなんか恥ずかしい」みたいなことを考えてるのかもしれません。
お菓子を受け取ったら、社宅にある広場のような場所でレジャーシートをしいてみんなでおやつを食べました。息子は、こんなに一度にお菓子を目の前にして食べた事がなかったので舞い上がって、一口食べては他のお菓子を開けるという贅沢な食べ方をしていました。その食べかけのお菓子の後始末を私がしなければならず、舌がジャンクな味に負けて、ぶつぶつができて赤くなってしまいました。お菓子でお腹いっぱいになった子ども達は、その後もずっとずっと寒空のした飽きる事無く遊んでいます。
大きい子はちゃんと小さいこの面倒をみてくれます。息子も、大人といるのとは全然違う表情を見せて本当に楽しそうでした。子どもは、子ども同士が本当に楽しいのでしょうね。子どもにしか分からない濃密な世界がそこにはあるのです。
私は小学生の頃学童保育に通っていましたが、学年の全く違う子ども同士で遊んだり、毎日過ごすことがとても楽しかったことを覚えています。大人は全く手出ししなくても、子どもは子ども同士で十分うまくやっていたような気がします。
4月から息子も幼稚園に通います。どんどん私の手を離れてたくさんの人と触れ合って、たくさん泣いたりケンカしたり笑い合ったりしてほしいと思います。