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イラストレーター瀬島志保子のブログ
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タマさん来たる。

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大学時代の友人タマさんが、赤子を産んだといって遊びに来てくれました。赤ちゃんはまだ4ヶ月だというのに、タマさんはもりもりお出かけしているのだとか!すげー!私赤子が4ヶ月のころなんて、まだ自分の痔とか乳首の激痛とかおっぱいのカチカチ現象とかで外出なんて近所のスーパーがやっとだったぜ。

世の中には、なんというか、赤ちゃんを産むのに最適なボディを生まれながらに備えている人がいるんだと、タマさんの妊娠出産育児体験を聞いて思った。まず、結婚してすぐ妊娠。つわりなし、トラブルなし。里帰り出産のために実家へ帰り、「ん?これ陣痛?でも我慢できるから違うだろ。」みたいな感じだけど念のために病院へいったら速攻分娩台、20回ほどいきんで1時間くらいでするっと出産。看護師さんに「痛みに強いんでねーの?」となまりを全開で言われたそうな。

すごい、すごすぎる。そんな人聞いた事ない。出産ってみんな血反吐を吐く思いでするもんだと思ってた。少なくとも私は、「こんな事を乗り越えて人類が増えてきたなんて信じられん」と思う程しんどいと感じた。そんな私でさえつわりはなかったのだから、人にはそのことだけでもうらやましいと言われる。

しかもタマさんは、特に乳首トラブルもなくおっぱいも順調、赤ちゃんのアッキーは夜中の授乳もそれほど多くなく、いたって順調。小さなあごと、丸い目でとってもおりこうさん。すごい、すごすぎる。私は出産もしんどかったが、産後の痔とか膣の裂けっぷりの痛みで歩けなくなるとか、しっこがでないとか、体中の水分がおっぱいにとられて、うんこがダイアモンド級の固さになって痔が悪化とか、毎日「私、このまま死ぬのかな、、、。」とか思いながら過ごしてた。(今思ったら笑い話だけど、当時は深刻)

実家から東京へ引っ越した後も、さみしくてつらくてマンションのベランダで赤子を抱っこして泣いたりしながら「神様、どこでもドアをください」とかつぶやいたりして、おかしな感じにまでなっていた。

そんなことを思い出しながら、タマさん、あなたの体がほしい!と心底思いました。

タマさんとは、大学時代にマニアックな漫画をたくさん借りたり、夜中にアダルトアニメビデオ鑑賞会をして大笑いしたりと、彼女からは私の知らなかった世界をたくさん教えてもらいました。焦っている姿を見た事がないくらいいつも冷静で、落ち着いているけどいざしゃべってみると超おもしろくて、抜群に頭のいい女性です。私は自分の大学時代は、本当に楽しくて大好きな時間でしたが、そこにはいつも尊敬できたり、影響を受けたり、大笑いしたり、一緒に泣いたりできる友達がいたからだと思います。タマさんもその友人の一人で、こうしてお互い子どもを産んで、一緒におやつを食べながらおしゃべりできるということが本当に奇跡のように嬉しい事でした。

私を思い出してくれて、連絡をくれてありがとう。今度は私が会いに行きますね。

 

  • 2015年6月28日
  • 日々
竹風堂パニック。
フッ素デビュー。
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