息子初めて海へ行きました。三重の海です。というか、私自身海は10年以上行ってないですね。海水浴なんて、あれは何年前?やっぱり10年前くらいだな。三重の海だから混んでいないということは、全くありません。駐車場は満車、満車、満車で驚きました。三重でも混む所があったのね!むしろその賑わいにちょっと感動。
今回は、泳ぎにきたわけじゃあございません。海で泳ぐなんてそったら恐ろしい事。せいぜい足をぴちょんとつけるぐらいです。調子に乗ると大自然は恐ろしいですからね。今回はね、潮干狩りに行ったんだ!ばあちゃんから熊手とバケツを借りて、保冷バッグにアイスノンを詰めてね。準備ばっちりで、じいじとばあばに送り出されて、3人親子水入らずで。じいじが「あさりいっぱい採って来てな〜。」とにこやかに手を振っていました。
とーこーろーがー。ホレドモホレドモ、全く見当たらない、あさりちゃん。あるのは中身の入っていない貝殻だけがぽつりぽつりと。あとは、変な海中生物。でも、あの家族も、あの家族も、あのおじさんも、あのおばちゃんも、みいんなみんな潮干狩りに来てるだよ?どう見ても。まさか、うちだけ採れないのかな?と思って夫が他の人のバケツを偵察に行ったら「どこも空っぽ、、、。」という報告。へ?昔は採れてたよ?しょぼーんと大人達はしているけど、息子は初めての海に大はしゃぎ。「うわー!」と叫んでいました。叫びたくなるよなあ。おまえの野生もうずくだろう。
でも息子からしたら、「なんで父ちゃんも母ちゃんも一生懸命土をほってるんだろ?」という感じだろうね。いいや、もう帰ろう。なんも採れんだけど楽しかっただな。帰りにおばあちゃんちへ熊手とからっぽのバケツを返しに行くと、おばあちゃんが「やっぱり採れんだかー。もうあそこ採れんのやー。」って。なんやばあちゃん知ってたんか!
そしたら、なんかその夜のニュースで「あさり不漁」のニュースが。なんかあさりを食べる生物が繁殖してるだかどうだか。そうか、、、。でも、それでもあれだけの人が潮干狩りに来てたんだものね、もうすっかり採り尽くされてんだろ。そりゃね、タダであさりがじゃんじゃん採れちゃったら、漁師さんも怒るわな。へいへい、大人しく市民はスーパーで買いますよ。