江戸川区の最果ての地、葛西臨海公園。我が家からは自転車で1時間、つまりかなり遠い。でも我々は車がないので、もっぱら移動は自転車。電動自転車を買ってからは、自転車ライフが結構楽しい。この日もかなり寒くて風も凄まじかったけれど、雲一つない晴天。強風吹き荒れるなか、前かごに息子を乗せて、夫と3人でいざ葛西臨海公園へ。
海の側は、大きな倉庫や物流センターがいっぱいあって、巨大な道路に殺風景な倉庫の風景が続いています。私が大学時代を過ごしたつくばも、大きな道路に巨大な施設がどかんどかんとあって結構寂しい感じの風景だったけど、今はかなり開発されて、温かみのある風景になってきているらしい。
大きな観覧車のある葛西臨海公園に着きました。強風を小さな体に浴び続けていたせいか、息子のくちびるは切れていた。それでも着いたら大はしゃぎで、遊覧汽車の方へ一目散に駆け出していった。駆け出したと思ったらすぐにこけて、泣きべそをかきながら抱っこを求めている。今日はお父さんがいるから、もっぱら抱っこはお父さんの仕事です。抱っこを求めていたと思ったら、自分が興味のある物が目に入るとすぐにお父さんを蹴っておろせという。そして、こけたらまた抱っこ。あ〜あ、いいなあ我がまま放題でも許されて。最近は、どうやらお父さんの方が優しいと気づいたらしく、我がままはお父さんに言うようになりました。「またかよ〜。」とお父さんはぼやきながらでも抱っこしてくれるからね。
観覧車は一人700円だったので、却下。ひたすら園内を歩いたり、海を見たり、凧が揚がっていたのでそれを見たりして、1時間くらいで帰りました。海や川を見るとのびのびした開放的な気持ちになるね。帰りも激しい風にさらされ、くちびるがまた切れていました。手袋をはめてやりました。
次の日、たまたま夫が月曜日休み。平日休みが取れたら行こうと言っていた近所のうなぎやさん「和友」に行く。去年の11月くらいに「アド街っく天国」で紹介されてから連日長蛇の列で、簡単には食べられなくなってしまったお店です。前は出前も取れたけど今はお店をまわすので手一杯で、昼間の3時間くらいでいつも売り切れ。土曜日はお休みのお店なので日曜ともなるとかなりの行列なので、平日しかとても入れません。
テレビの宣伝効果がこうも凄まじいとは知りませんでした。本当は夫の誕生日月の12月に行きたかったけど、のびのびで今日になってしまった。最近は息子もちょっとはお店で大人しくできるようになってきたので、久しぶりにお店で食べました。それでも大好きな車の図鑑を持たせていましたけど。
上の写真が夫の頼んだうな重。どうして行列になるかおわかりですね?量がすごいんです。特別高い訳でもないのに、いつもお重からはみでる量です。
私が頼んだのは「ウナチキ丼」。うなぎと焼き鳥がのっています。こちらも丼からはみ出す量。ここのおかみさんはとても優しくて、子どもが来るといつもゼリーやジュースをおまけでくれます。この日もくれて、息子は上機嫌でした。
量がすごいから、一応主婦の私はタッパー持参で来ました。残すのは嫌だからね!でも空きっ腹できた私は、案外ぺろりとたいらげて、タッパーの出る幕なし。夫はかなり苦しんだようでしたが、それでもきれいに平らげて、優秀な夫婦です。おちゃわんに軽く一杯程度のうなぎごはんを食べた息子は、店内で脱糞。私たち一家は、匂いを悟られないようにそそくさと店を出ました。お腹いっぱいになった一家は、公園で少し遊んで、あとは家で昼寝をしました。