江戸川区には、無料の動物園がある。電動自転車を買ったので、家族3人で自転車に乗って動物園に行って来ました。旦那さんのはタイヤの細いスポーツタイプなので、ちんたら走る私の自転車にスピードを合わせるのはけっこう大変かもしれんけどね。だいたい自転車で20分くらいかな。とっても大きな公園です。
はあー、さすが東京。と思うのは、人口密度がどこも高い事でしょうか。三重の偕楽公園っていう大きな公園にも、くじゃくとかやぎとか確か居た気がするけど、花見の頃と、年一回の津祭りの時くらいしか人を見かけないぞよ。おかげで秘密基地が作りやすかったけどね。
ここは、無料の小さな動物園だけど、人があふれている。あふれすぎて、動物が見えないくらい。特にイベントがやってるわけでもないのによ?普通の土曜日。公園には子どもがいっぱい。平和すぎて目がくらむ。小さい動物園だけど、なかなかに種類が多い。猿は3種類で、なぜか一番お決まりのニホンザルがいなくて、遠い異国から連れてこられた見た事のないサルが3種類もいる。数あるサルの中で、なぜこれをチョイスしたのか、気になる。写真のサルは、枝から枝へと飛び移りたいのに、ここは都会の動物園なので、飛び移る枝が無い。しょうがないからずっと同じ枝にぶらさがっている。だめだ、こういう姿を見ると胸が張り裂けそうになる。
広大な土地を持たない動物園で飼われている動物を見るのは、時に苦しみを伴います。私が小さい時に、どこかの地方の小さな動物園で、狭いおりで飼われているライオンが気がおかしくなっているのを見て、子ども心に涙が溢れたのを思い出します。ああいうのは教育上どうなのだろう?ある意味色々考えさせられたけど。動物、好きだけど、同時に申し訳ない気持ちにいつもなるよ。
賑やかな動物園で、私はひっそりと悲嘆にくれていたが、せっかく息子は初めての動物園だ。こういうときこそ色々声かけしなくては、と思ったけど息子全く興味無し。ぼけーっとサルが放尿してるのを見ている。まだ一人歩きできないものね、、、。わからんよね。
抱っこしつかれたので、公園のベンチで一休み。公園の真ん中には大きな噴水があって、子ども達が水遊びに夢中です。もう少ししたら、息子も一緒に水遊びできるかな。まだだいぶ早かった。滞在時間1時間くらいで、もう帰りました。もっと大きくなったら来ようや。
話は変わりますが、昨日たまねぎをスライスしていたら、スライサーで右手の中指の先端をスライスしてしまいました。思い出しても身の毛がよだつぜ。ぎゃー!!!と大きく叫んで、寝ている夫を叩き起こして、ひとしきり「私はもう死ぬ!さようなら!」と叫んで痛みをどうにか共有しようとしました。「指の先を少し切って死ぬ人はいないよ、、、。」とぽつりと言われました。大げさに叫び続ける私を見て、息子も「なんやなんや!!?」という顔をして足にまとわりついていました。前に私が死ぬ真似をしたときも、案外息子は心配して私のニセの亡骸におおいかぶさって騒いでくれました。
傷パワーパッドと、絆創膏のダブル使いでどうにか血は止まりましたが、こういうとき、大騒ぎを受け止めてくれる人が居てよかったと思いました。1人で痛みに耐えるのは辛い。痛みを半分こできるのは、相手には迷惑でしょうが、ありがたしです。
私の可哀相な中指のはしっこは、あとでじっくり眺めようと、机の上に置いておいたら、朝起きたらなくなっていました。あれ?どこいっただよ?案外息子が食べていたりして、、、。