姉が、息子の誕生日プレゼントにアルバムを贈ってくれた。贈ってくれた、といっても、私が無理矢理にリクエストしたのだけれども。私の実家には、私と姉のそれぞれのアルバムがあって、それは母の姉がプレゼントしてくれたのだそうだ。(ややこしくなってきたけど、要は、私の伯母さんがプレゼントしてくれた)それにならって、姉にはアルバムをプレゼントしてもらおうと思いついた訳です。
贈られて来たのは、どえらい立派な、でっかいアルバムでした。最近こういうでっかいアルバムって少ないよな。想像していたんは、なんというかもうちょっとスリムな現代的な、、、。いやいや、でも刺繍で名前まで書いてある、大変に立派なアルバムです。これは、頑張って作らな!と思って、今ほそ〜ぼそとプリントしては貼っています。
私達姉妹は、アルバムを見るのが大好きで、しょっちゅう、あほかと思うくらいにアルバムを開いてきました。アルバムは、開くたびに毎回発見があって、その度に大笑いしたりしています。何かを発見するたびに、忙しくしている母を呼び止めたりして母の手を止めて来ました。母も、忙しいのに、けっこうちゃんと付き合ってくれるので、今思うとありがたかったなと思います。あの時間が私達姉妹にはとても大事だったと思います。最近母が電話で「ねえちゃんがな、三重に来る度にアルバム出してきよる。ママは仕事が片付かん。」とぼやいていました。姉はどうやらまだ母を呼び止めているようです。
先週、夫のご両親の家にお邪魔しました。そのとき、以前は無かった30年くらい前の家族写真が新たに飾られていました。ご両親の新婚旅行のときの写真や、夫がまだ小学生の時に家族でディズニーランドへ行った時の写真だそうです。最近になって、お父さんが飾り始めたのだとか。お母さんは少し恥ずかしそうでしたが、私はもっともっと見たくなりました。
写真は、かさ張るけど、できるだけ印刷して、ふと思い立った時にいつでも見られるようにしておくとやっぱりいいなと思いました。息子がちょっと大きくなったときに、息子が私の手を止めて「見て見て!」と誘ってくれるように、今せっせとおもしろいアルバムを作っておかなくては!