結婚する前は、ほとんど興味の無かった料理の本、、、、。いつのまにか一番興味のある部門になっていました。かといって、料理の腕が上がったかというとそんなこともなく、まだまだのびしろが自分にはあるはずだと言い聞かせています。
一番今興味があるからといって、主婦は財布のヒモが固いので、めったに買う事はありません。買おうかなと思ったら、かなり何度も立ち読みしてから「これなら、、、これなら、、、いいかも。」と思ってやっと購入するのです。
この「ケンタロウの日の出食堂」は、私が持っている料理本の中でもっともシャレてる本です。しかし、実践的かと言われれば、私にとってはそうでもなく、結局おしゃれすぎて手に負えなかったのでした。ちょっとしたことなのですが、例えば材料に「白ワイン」なんてのや「アンチョビ」なんてのが出て来たら、途端にわたしのような素人は難しく考えてしまうのです。栗のポタージュなんておしゃれすぎて、私にはとても作れません。アクアパッツアなんて、、、無理無理。でも憧れながら、パラパラとめくっているだけで楽しい。ことあるごとに「素敵だなー。」と思って見返しているから、買ってよかったと思う。たくさん料理家はいるけど、「食欲をそそる料理」を作らせたら、ケンタロウさんが一番だと思う。
それで結局、一番お世話になっているのが主婦のバイブル「オレンジページ」なのでした。オレンジページは、私の母がずーっと買っていた時期があって、馴染み深い料理の本です。
このオレンジページさんは、息の長い雑誌だけあって、主婦の気持ちをものすごい分析してくれてるんだろうなと思うことが多々ある。「どこでも、だれでも、いつでも」買える手頃な値段の食材を何通りものバリエーションで作れるようになっていて、それをなるべく簡単に教えてくれています。だから「あれ?これ前も見たぞ、、、?」と思うレシピも多々あるけど、私のようなびびりやの主婦には実践しやすいありがたい本です。
ビビリやなのに、突然計量はしないという超いい加減な私でも、だましだまし日々が過ぎていっています。「嫌い」と言われても、プチトマトを出し続ける私に、みそ汁の中にプチトマトを沈めて食べるという対処法でどうにかやっている夫は良い人です。