ご近所に住む友人ヨーコちゃんと名古屋市科学館へ行く。ここのプラネタリウムは2011年にリニューアルして以来土日は大行列の大盛況でなかなか入れず、平日しかもはや入れんだろう、というのが常でありました。よって、産休に入ったばかりの妊婦ヨーコちゃんと、平日に行って来ました。
ちなみに、写真の球体の部分がプラネタリウムね。
朝9時半からチケット購入ができるので、それくらいに行ったらもう行列ができておる。私達は12時半の回のチケットを購入。時間までは科学館の展示物を観て回りました。
平日の館内は幼稚園生でひしめいておりました。「不思議のひろば」で我先にと不思議を体験しようとしている園児たちに押しのけられながら、私達もゆるゆると不思議を楽しむ。写真は小さく写る鏡。ちょっとわかりにくいけど。向こうにチビになった私が写っています。
そのほか水のひろばとか、竜巻ラボとか宇宙の姿とか、でんじろう先生がここに居てくれたらもっとおもしろかったのにと思いながら、色々よく分かっていない主婦の二人は、途中で全然関係ない噂話などしながら進む。
そんな私達が唯一歓声をあげたのが、この恐竜のうんこ化石であった。ヨーコちゃんも私もやたらこのうんこだけ激写する。さっきまで「よく分からない」という顔をして館内を回っていたのにうんこが出たらこの有様。幼稚園児達に見られなくてよかった。「へー、大人もうんこが好きなんだー。」って思うだろうな。
科学館をうまく消化しきれずにうろついていたら、あっという間に12時になったのでプラネタリウムの方へ。
開始前のワクワクが充満したプラネタリウムの中。イスは超デラックスなリクライニングシート。ヨーコちゃん情報によると、このプラネタリウムの解説者の人は4人くらいいて、誰がどの回を担当するか分からないから、毎回違う感じが楽しめるらしい。テンションが高い解説者とかまったりとした大人な解説者とか個性豊かなのだそうな。
私達の解説者の方は、どうやら大人なアンニュイを漂わすナイスミドルの方。「世界の車窓から」を観ているぐらいいい声のおじさまだ。しかし彼の声は同時に眠気も誘発。隣の青年がいびきをかき始める。
6月のテーマは「見えない光の天文学」だったのですが、、、ちょっとちょっとちょっと、、、内容が難しすぎないか??私がアホなだけ??巨大なスクリーンに目には見えない電波やマイクロ波、X線やガンマ線などの説明が図入りで展開される、、、、。アンニュイおじさんの声から発せられる「ガンマ線」についての説明があまりにもつかめず、私も一瞬意識を失う。
終わった後拍手とともに目覚める。館内から出て来て、「すごかったなー」とともに「ちょっと難しすぎん?」とヨーコちゃんに言うと、ヨーコちゃんも「うん、一瞬寝そうになった。」と。よかった、私だけやなかったね。
科学館をあとにした私達はそそくさとランチへ。ホテルのランチビュッフェに行く。ヨーコちゃんは食欲おう盛な妊婦である。やたらとコーンポタージュを飲む。私はアスパラガスとオリーブの実ばかり何往復もする。人の好みは色々だ。
途中オリーブの実を食べ過ぎた私は嘔吐しそうになる。これでしばらくはオリーブを食べなくなるだろう。
私も妊婦レベルにまでなった腹をさすり、「妊婦友達同士話が弾む」っぽい感じで帰路につく。ヨーコちゃんと今度会う時は、その手に赤ちゃんを抱いているだろう。今日は誘ってくれてありがとう。