どうです?この直接的なタイトル。1976年の雑誌です。しつこく田舎散策を続けている日々ですが、おばあちゃんちのミシン部屋で見つけました。60年代の装苑や、主婦の友などといっしょにごそごそ出て来ました、昔の雑誌が。そのなかで、飛び抜けてタイトルがナウかったので、ちょっとのせました。
昔の雑誌で何がおもしろいかっていったら、やっぱり言葉でしょうか。特に80年代の雑誌をのぞいてみると、すべての女の子の名前の後ろに「クン」とついているのが非常に気になりました。「カップルのあつあつレポート」とか「ファッション欲張りギャル」とか、非常にトキメキ度の高いフレーズのオンパレードです。
逆に70年代だと、言葉の丁寧さ、ぎこちなさが目立ちます。「ワキガのあなた、こちらのクリームをお使いいただければ、たいていの場合、あの悪臭だけは人に気付かれずにすみます。」みたいな。もう真っ正面です、なんか。実は超失礼なんだけど、丁寧さでセーフという状態。
今の雑誌もきっと一瞬で昔の物になってしまうけれど、雑誌は取っておくべきだな〜と思いました。興味深いタイムカプセルです。言語はともかく、服自体はまた流行が巡ってきてる物もすごく多くて、なんだ、結局なんにも捨てられないじゃないか。