7月2日から東京の表参道のギャラリーで展示を行います。イラストを中心とした展示をたくさんしていますOPAギャラリーさんです。
http://www.geocities.jp/opa_gs/
展示のテーマは「少女・夢みるとき」です。私の他に4名のイラストレーターの方とのグループ展です。
出展作家
みなさん素敵な絵を描きます。
少女ばかりを描きたい訳ではないのですが、どうしても描いてしまう私にぴったりの展示です。自分の経験をもとにしてしか描けないから女の子ばっかりになるんでしょうな。いつか熟女ばかりを描けるようになったらよいのですが。もっと時間が経てばばあさまばかりを描くようになるかもです。今はアラサーという微妙な年代でありながら少女ばかり描いてしまっております。失われし日々への執着、、、。
今回の展示は2月に行なわれたチョイス大賞展で、OPAギャラリーの藤波信男さんにお会いしたのがきっかけです。私はたくさんの人が集まる場所ではチキンハート全開なので、縮こまっておりましたところ、藤波さんと名刺交換をしてからすべてがうまくいきました。温和な顔で私の背中を押してくださった恩人であります。今回は三重在住の私にも声をかけてくださってとてもありがたいです。人とのご縁を大事にしなければ〜とこの方を思い出す度思います。
といいつつ、中学校の講師との二足のわらじを履きこなせていない私ですので、滞在日数3日のみです。7月2、3、4日はギャラリーに滞在している予定です。ぽっちゃりイラストレーターをからかいにくるもよし、突然絵を全部購入するもよし、みなさまどしどしお越し下さいませ。
連載小説の扉絵のお仕事3話めです。今回は高校1年生の合宿の話題でした。わいわいがやがやした高校生の合宿風景を描きました。
本当はエメラルドグリーンのジャージを着せているのですが、白黒印刷なのでわかりませんね。腕を組ませているのですが、それも分かりにくいですね。反省ですね。
トリッパーの装丁も一新しました。前は動物の写真だったのですが、今回から不思議な写真に、、、。最初火の写真かと思いましたが、どうやらこれは横を向いている女性のようです。だいぶ以前よりミステリアス感が増大しました。紙も薄くなったので、軽くなって持ち運べる感じになりました。
5月にCDジャケットのお仕事をさせていただきました。ウクレレ歌手のオオモリメグミさんのCDジャケットです。歌っておられるのを映像でしか拝見していませんが、非常にチャーミングな方です。歌詞などもなんだか不思議で、半径3メートルの素敵がつまっている感じです。ポカンとした突き抜けた明るさをもつ歌声です。
しかもしかもしかも今回は、ブルーマークの菊地敦己さんからお仕事をいただきました。嬉しすぎてもう今年は少々不幸な出来事があっても乗り越えていける気がしました。菊地さんは、イラストレーション誌のチョイス大賞展で私の絵に突然高得点を入れてくださいまして、今回声をかけていただいた次第であります。このチョイス大賞展での菊地さんのコメントは、他の審査員の方とは全然異なる視点ですごくおもしろかったです。
私は菊地さんのデザインの色使いや、文字の雰囲気がすごく好きだったのですが、「絶対に私のようなウェットで語りすぎる絵柄は好きじゃないだろうな、、、」と勝手に思い込んで傷つくのを恐れ、菊地さんの審査のチョイスには出さなかったのです。なので、腰を抜かす程嬉しかったです。そんな大スターと電話で少しお話したのですが、菊地さんは声も素敵でした。
今回の絵は、このホームページに以前アップしていた「ライクモンロー」という絵です。今考えると題名がよくわからん感じなのですが、すごく楽しい気持ちで描いた絵でした。この絵がオオモリメグミさんのアルバムに、少しでも彩りを添えられたかと思うと、描いてよかったな〜としみじみします。
2月に描かせていただいた仕事です。朝日新聞出版さんから出ている季刊小説誌「トリッパー」の扉絵です。まだ二回目のお仕事ですが、早くもこの小説「濡れた太陽」が面白くて、毎回読めると思うと嬉しいです。
小説も面白いですが、この対談もかなり興味深いです。だって「ニッポン女子のゆくえ」ですよ!!わーどうしよう。一番集中できるトイレで一生懸命読みました。「ロスジェネ」とか「ネオリベ」とか旬なワードが満載で、なかなか追いつけなかったです。この対談をまとめていえるような文章力もないので、あれですが、「評論家の人々に名前をつけられてしまうグループ(草食とか、昭和妻とか、セカイ系とか)に入りたくないけど、入ってしまっていてショック」でした。
でも、ネーミングするのって、どうしてこんなにおもしろいんでしょう。私も昔、産毛が濃い女子に対して「サトイモ系」とかいっていたのを思い出しました。そういうわたしもサトイモ系です。
ただいま、「ペーターズギャラリー・コンペティション2009年受賞者展」が原宿で開催しております。私の絵も8点ほど展示されておりますので、お時間ございましたらば足をお運びくださいまし。
さて、12日にペーターズギャラリーで授賞式がありました。私は15時くらいからギャラリーに居たのですが「ここは実家じゃないのか?」というくらいスタッフの方達が暖かい!人見知りをする私ですが、スタッフの方が暖かすぎて、つまらない冗談をいっぱい言えたりしました。本当にありがたかったです。
19時くらいから授賞式がありましたが、誌面やテレビでしか見た事のない著名な方々が大勢いらっしゃって、脇の下がびっしゃびしゃになりました。選んでいただいた宮古美智代さんともお話できました。かっこいい額をいただきました。またここにアップします。お話したいことをいっぱい考えていたのに、緊張ですっからかんになりましたので、ヘラヘラ笑う事しかできませんでした。
さらに!最終選考まで選んでいただいた鈴木成一さんともお話することができました。この方はあまりにもすごいので、ほんと、奇跡のようでした。写真撮影のときに真後ろにいたのですが、つむじがものすごく奇麗な渦をまいていて、さすがだと思いました。
その他にも、イラストレーション誌の切明編集長、この方はとってもおしゃれでした。ピンクのコンバースが素敵だった。すごく胸に響く言葉をくださいました。
みすず書房の市原さん、小川さん、今度もっとお話ししたいです。真澄ちゃんありがとう。
二次会が別会場であったのですが、私は次の日の朝から友人の結婚式が三重県であったので、参加できませんでした。涙を飲んで、駅まで猛ダッシュしました。
どこでもドアが早く開発されればいいのになあ。遅いなあ。
やっぱり三重に居たら色々難しい、、、。不安になってきた。