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イラストレーター瀬島志保子のブログ
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装丁画のお仕事「健太、斧を取れ!」

装丁画のお仕事をさせていただきました。幻冬舎さんから出版されました「健太、斧を取れ!」というファンタジー小説です。著者はロンドン生まれのクリストファー・ベルトンさん、ブックデザインは鈴木成一さんです。

この小説は日本を舞台にしたファンタジーなので、河童や天狗などの私達に馴染みの深い(?)妖怪や精霊がたくさんでてきます。そのような日本特有の精霊を扱った物語をイギリス出身の作家さんが書いた、という所に私は驚いたのもありますし、嬉しくも感じました。

著名なブックデザイナーの鈴木さんとお仕事ができる、ということで緊張もひとしおでした。正直絵は、かなり苦労しました。私は背景をあまり描いた事がなかったので、「緑をバックに」という要望にうまく応えられなかったのです。どうすることもできずモヤモヤしたまま送ってしまったのですが、鈴木さんが電話で「もう一度いこうか!」と言ってくださった事にとても感謝しています。二度目でどうにか応える事ができたようです。

出来上がった本を見ると、絵が色々な使われ方をしていて改めてデザインっておもしろいなあと思いました。皆様本屋でこの本を見かけたら、どうぞ手に取ってくるりと回してぱらっとめくってみてください。

  • 2010年11月14日
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トリッパー秋号


小説「濡れた太陽」の扉絵を描かせていただいております、トリッパーの2010年秋号がでました。

昨日辺りからめっきり秋らしくなりましたね。あの地獄のようだった猛暑列島がやっと深呼吸を始めた、という感じがいたします。風がさわやか〜。気がつくと目の前の田んぼの稲が刈り取られて、ハゲグラウンドになっていました。あ〜寂しい。

これからどんどん朝起きるのが辛くなっていくのだろう。ハンドクリームを重ね付けしてもすぐにかさかさになっていくのだろう。あんなに暑さが憎かったのに、もうこわい、今度は寒さが。もう夏の事なんて忘れちまった。

まだまだ始まったばかりだわ!と思っていた「濡れた太陽」の扉絵も、いつのまにか4枚目。毎回緊張しますが、毎回楽しいです。しかし、私は力を入れすぎると何事もうまくいったことがないので、「意識しすぎるな、意識しすぎるな」と唱えながら描いています。結果激しく意識して描いてしまいます。

今回は青年の顔を描きました。老けてるけど。最近手相に凝り始めましたが、自分の指紋がほとんど見えないということが判明しました。多分絵を描く時にこすりまくるからなくなったんだと思います。


指紋を失いながら描いています。

  • 2010年9月15日
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ホワイトキューブ

12日から17日までの会期の、レクトヴァーソギャラリーさんでの展示写真をいただきました。コンセプトはホワイトキューブ、ということで最初から30センチ×30センチのサイズで描くようにとの約束でした。

今までは長方形の紙にしか描いた事がなかったうえに、小さい絵が描けない私は少し心配でした。手を早く動かしたりするのでどうしても全身像になるとこのサイズでは無理だぞ、と考え、結局でっかい顔をメインにしました。そのことでまたちょっと自分の中でも変化が起き、とてもやってよかったと思いました。そういえばもともと顔を描くのが一番好きだったなあということを思い出したりもしました。

今までしたことがないことをすることって脳みそにいいんだろうなあ。

展示作業自体もすべてギャラリーの方におまかせだったので、この展示写真を見てびっくりしました。かなりおもしろい配置にしてありました。自分じゃない人の手が入るというのは私は好きです。やはり発見があるからです。全部同じ正方形だと、配置自体をパズルのように考えられておもしろいものですね。

ギャラリーの富野さん、色々お世話になりありがとうございました。

  • 2010年7月21日
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「Graphic art vol17」exhibitionのお知らせ

息つく間もなく、二つ目の展示のお知らせをいたします。

明日7/12~7/17日まで日本橋茅場町にあるRECTO VERSO GALLERYさんにて展示を行います。(http://www.recto.co.jp/verso/)

10日に搬入に行ってまいりました。タイムスリップ気分が存分に味わえる、懐かし西洋建築の建物でした。ギャラリーのキュレーター富野さんにギャラリー内部を案内していただきましたが、完全なる白い箱になっている幻想的な空間のギャラリーでした。かなりの非日常空間で、本当に「世界には絵と自分だけ」という感覚におそわれます。富野さんから、なぜこのような空間にこだわったのかという話なども聞けたので、直接搬入しにいってよかったと思いました。

お時間のあるかたは、私のイラストもまあ飾られているのですが、この空間を楽しみに行くというだけでも是非足を運んでいたたきたいと思いました。「絵と自分だけ」にこだわった空間なので、その部屋にはアーティストもギャラリースタッフも誰もいません。小さいギャラリーはスタッフの方との距離が近いので滞在しにくい、というかたにはすごく絵に集中できる空間となっております。私個人も人がいると緊張するので、本気で絵をみたいときはこっちの方が好みです。

ちなみにこのDMのイラストは私が勝手に印刷したものですから、トリミングがおかしいだろ!などギャラリーさんのせいではありません。全部新作、できたてやほやほなので、お時間ございましたらばどうぞよろしくお願い致します。

  • 2010年7月11日
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オープニングでした。

7月2日は「少女・夢みるとき」展のオープニングでした。

私は三重で3年生の授業を終わらせて、駅まで車を飛ばして、N700系に飛び乗りました。弾丸トラベラーです。おかげで猛暑のなか化粧はズルムケで頭ぼさぼさ、顔はテカテカ、ワキぐしょぐしょで、農作業を中断して休憩してるおばさんのような姿で登場してしまいました。

閑静な住宅街にあるこっつりとしたギャラリーに、人間が溢れました。私の体臭がみなさんの呼吸を邪魔したんじゃないかと心配な感じでした。

それにしても、今回一緒に展示をさせていただいた方々がみなさんとても気が合うような気がして、まあ全員少女を描くという点で共通しているのでウマが合うのは当然なのですが、もっと話していたいなあという女性ばかりでした。短い間でしたが、安心して楽しく滞在できました。ギャラリーのオーナー藤波さんも、私達が快適に過ごせるよう、お客様が快適に過ごせるように常に気を配ってくださり非常にありがたかったです。

私が「三重から来ました」というと皆さんすごく「大変だったでしょうに!」という顔で驚いてくれるので調子をこいて連発してしまいました。大丈夫です、子どもの時よりは東京が身近に思える年頃になりました。住んでいたし。なので皆さんいつでも呼んでください。「あいつ三重だからどーするう?」みたいな会話はしないでくださいね。

ということで、もう帰って来てしまいましたが楽しい3日間でした。詳しいお話は次の日記で!

  • 2010年7月5日
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