ブログ更新が遅れに遅れておりんす。もう東京に戻って、ひと月になります。母ちゃんも姉ちゃんもひいばあちゃんもいない状態で私に二人の子どもを育てられるのか??と恐怖におののきながら東京に帰りましたが、なんのことはありませんでした。全部自分でやるのが当たり前だと思いながらだと、やるしかなくて、できるもんです。そらそうだよな、頼る人誰もいなくてもみんな子ども育ててるもんね。核家族が当たり前の世の中だもんね。
しかも我が家の社宅にはたくさん子どもが住んでいて、幼稚園から帰って来ると息子はその子らと遊んでくれるので、むしろ東京のが楽かも。子どもは子どもと一緒にしとくのが一番なんだよな。とりあえず、朝9時に幼稚園バスに息子を乗せてしまえば、あとは3時くらいまでは私と乳飲み子なっちゃんとの蜜月タイム。マンションというのは作りがコンパクトなので、泣き出したらすぐに駆けつけられるのも楽。トレまでの距離3歩、台所までの距離も3歩。そして田舎と違って、孤独を感じても外に出たらけっこうたくさん人がいるからなんとなく寂しくない。三重の田舎は寂しさを感じて外に出たら猿しかいないときとかあって、もう寂しさが紛れるどころか慌てて家に入り直すしかない。虫の猛威もない。飯はコープの炒めるキットにお任せ。あら、都会のマンション暮らしって楽。空気すんげー汚れてるけど。
第二子が産まれると、一人目の子がうとましくなる現象についても、かなり私の場合は大変だった。おっぱいをあげているときに、上の子がわざとくすぐったりしてくると、怒りが爆発。そんなことで。そんな小さなことで、すぐに沸点が来る。そしてすぐに激怒、上の子に辛く当たりました。申し訳なくて、息子も泣くし私も泣くし。あんなに可愛かったのに、あんなに可愛がっていたのにと落ちこみました。姉に相談すると、「仕事やと思って、嫌な事があっても我慢すんのや。仕事やったらどんなに嫌な相手と話す時だって、嫌な事があったって笑顔で対応せなあかんのやで。子育てを仕事やと思ったらええやん。あんたの場合は、嫌な相手どころか自分の子どもやろ。嫌な顔したったらあかん。こうすけみたいにかわいい子はおらんのやから。」と言われた。その言葉で少しずつ気持ちの切り替えができた気がしました。
今は、ちゃんとかわいい息子に戻りました。そらたまに怒るけど、なっちゃんが産まれた直後に比べたら全然大丈夫。息子も、段々と色んな事を受け入れて「僕はお兄さんだからね。」といって色々頑張っています。彼が一番辛い思いをしただろうに、でも一度も妹を傷つけようとはしませんでした。「なっちゃん、にいにだよ。」といって、可愛がろうとしています。たまに私に見えないところで抱っこに挑戦しようとしていますが、まだそれは早いからやめてね。未熟な母を許しておくれ。辛く当たってごめんね。二人とも、比べようもなく大事にきまっとるのや。
せっかく東京に戻って来たんだもの、楽しい事させてあげたい。三重で行った博物館で恐竜やサメに興味を持った息子、ちょうど上野で海のハンター展をやっていたので、家族みんなで上野の東京国立科学博物館に行って来ました。
話題になっていたホオジロザメのホルマリン漬け!私はこれが見たかったのだけど、息子は「生きてる恐竜はどこ?」とトンチンカンなことを言って、足早にかけて行く。おーい!しかし、東京の博物館は、混んでるね。ベビーカーひいてたら邪魔になってしょうがない。三重の博物館はすきすきだったのに〜。
混んでるし、入場料も三重より高いけど、そらそうだよ。規模がぜ〜〜〜んぜん違う。常設展の恐竜の化石の量が半端ない。でっかい、見た事も無いような恐竜の全身骨格が所狭しと飾られている。大昔の生き物の化石も、こうすけが見たがっていた首長竜の化石も動物の剥製も。量も展示の仕方も、お金のかけかたがまったく違う。おそるべし、トウキョウ。もう量がすごすぎて、とても全部は見きれない。私も息子も段々疲れて若干白目気味になってきたので、一度館を出て、イベントスペースで売っていたハンバーガーを食べたりした。いや、ほんと上野公園って最高。上野に住みたい。
三重も大好きだけど、私トウキョウも好き。もっともっとたくさんトウキョウを知って東京を歩いて見て、美味しい物をたくさん食べたいのになー。でもスタミナがないから、この日も13時頃には帰り支度、、、。アー疲れた。こうすけは車で爆睡。なっちゃんはベビーカーでずっと爆睡。もっと大きくなって、もう恐竜は絶滅したってよく理解してくれたころにまた来ようか。