ブームから遅れる事何年?ついにワタスもIKEAデビュー!!!おっかさんと二人で、私は一瞬たりとも運転せずに、老女の母をむち打って大阪のIKEAに行って来ました。噂では聞いていたのよ、「結局は欧米サイズだから、いざ買うとなると気が引ける。だから結局小物類しか買わない」らしいということを。でもいいの、まずはこの目でみなくては何も語れない。
母は、いつものごとく情報に疎いので、IKEAのことを「コイケヤ」と言っていたけどまあいいや。うまくだまして連れて行ってもらおう。「ポテトチップ買えるかな〜?」と母はつぶやいていたけど、コイケヤじゃないからね。
ところが苦労して着いてみると母大興奮!!「買おう!あれもこれも買おう!!」と言い出すくらいに全部カワイイ。本当にデザインがカワイイ。こんなん探してたのよ〜。というのがすんごい安くて、種類も目がくらむほどある。アドレナリンを垂れ流して、二人の田舎者は店内を順路を無視してめちゃくちゃな方向へ徘徊。この辺りからもう失敗しています。
欧米らしさを見せつける倉庫。サイズも別に世間で言われる程大きくもないような気がしたけど、とにかく全てを自分で組み立てるから安いらしい。あ〜そりゃあメンドクサイ。私のように自転車のサドルが曲がったままでも平気でこいでるような女には向いていない。そして店内が広すぎて、「ほしいな〜」と思った物をどんどん忘れて行く。私の情報処理能力を超えた所で「もう今日は帰ろう、、、。」とやせ細った母にポツリ。母も「うん、疲れた。ポテトチップ買って帰ろう。」と。コイケヤじゃないよ。
ところが、ポテトチップが売ってたんです。スウェーデン製のポテトチップが。母は「やっぱりあるやん。」といって、ほくほくとそれをレジへ。私は3パック730円くらいのスムージーを買って、帰路に着きました。
本当はいっぱい買いたかったけど、いかんせん遠い。私のような優柔不断な人間はとても一日では色々決断できない。帰りの車の中でポテトチップを食べながら「あのマンションの人はIKEAに近くていいな〜。きっとIKEAの家具なんやろな〜。」という事をず〜〜〜っとつぶやいていました。未練の残る旅でした。