記憶を消す、という事業を請け負っている会社が、しれっとした顔で出てきます。知らないのは私だけ?といわんばかりにナチュラルに映画の中で浸透しています。
どう考えても空想的な事を、とても現実的に話に織り交ぜているのが、ミシェル・ゴンドリーらしさでしょうか。
この話は決して派手なラブストーリーではなく、むしろ地味です。半径100メートルの話、という感じです。だからこそ、全ての恋人達にあてはまる話で、人によってはつらさを克服できるか、またはとんでもないトラウマを抱え込む事にもなるかもしれません。
イラストレーター 瀬島志保子 のブログです。
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