季節の変わり目には必ず風邪をひく私と2歳の息子。だいたい息子が風邪をひき、母子の濃厚接触により私も間もなく風邪をひく。幾度となくこれを繰り返してきているので、この秋もまたかという感じだった。
いつも通り、咳をしはじめ鼻水をたらたらと流す息子。でもすこぶる元気なので医者にも連れて行かなかった。「鼻水が出ていても機嫌良く元気であれば医者に連れて行ったり薬を飲ませなくてよい」という小児科医が書いた本を何回か読んだことがあったので、そのスタンスできたのです。
鼻水をたらすようになって3日目の夜。風呂から上がったら急に「ミミ、イタイ」と息子が言い始めた。「痛いの?絵本読んであげるからもう寝よう。」と言っても、泣いてなかなか寝ない。これはいつもと様子が違うと思って、夫に話すと「救急に行こう」となった。鼻水が出ていて、耳が痛いというのはまず中耳炎だろうと、子どもの病気の本を読んで知識はあったのでそこまで焦ったりしなかったが、とにかく寝てほしいので救急で診てもらおうとなった。車で10分ほどのところに小児科の救急があってよかった。ところが耳鼻科はやってないと壁に書いてある。受付の人に事情を話すと、医者に伝えてくれた。診てくれるらしい。
やはり中耳炎という診断。痛み止めの座薬と、粉薬を一晩分だけくれるという。今まで薬を子どもに飲ませた事がないというと、医者は目を丸くしてとても驚いていた。そんなに驚く事なのかと、逆に私は驚いた。2歳でそんなに薬を飲んでいるものなのか、世間は。今まで大きな病気もせず元気でいてくれた息子に感謝。ってでもまだ2歳5ヶ月だよ。これからも色々あるだろう。
座薬を入れるのは、自分が痔持ちなのですごく慣れている。夫が一生懸命息子にいれようとしたが、できなかったので私が代わりにやったらすぐに入った。私の痔も役立つ事があったか。夜中に何度か泣いたがどうにか寝てくれて朝を迎え、耳鼻科に駆け込んだ。
その耳鼻科の先生は知識量がものすごかったが、こわかった。「子どもの鼻水がでたらすぐに鼻水を吸引してやらないと中耳炎になる。ほっときすぎ。ひどくなると難聴になるぞ」と脅された。私は縮み上がった。息子は医療用の鼻水吸引機でぎゅいんんんと凄まじい量の鼻水を吸引されて大泣きして大暴れした。粉薬と、耳にさす薬をもらった。
小さい子にはアイスやジュースに混ぜて飲ませてくださいと薬剤師さんに言われたのでアイスに混ぜたら、一口食べて首をかしげ、食べない。ジュースに混ぜても一口でやめる。耳に入れる薬は、悪い方の耳を上にして穴に5〜6滴たらして、10分間そのままの姿勢にしてくれと、そんなことは2歳児には無理である。寝てる時にしたらどうかと薬剤師さんに言われたので、昼寝の時に試みたが、入れた瞬間がばっと起きて泣く。至難の業である。子どもと薬というのは、とても難しい関係なのだった。
中耳炎というのは、親が自己判断で通院をやめては絶対にいけないらしい。医者がもういいですよというまで根気よく通院しないとよくならないのだとか。よって次の日も昼過ぎに車で耳鼻科に行く。駐車場に止めたころから息子は嫌な予感を察知して泣き始めた。そして、いざ医者の前に座って大暴れ。私が股の間に息子の足をはさみ、はがいじめにしてもまだ暴れるので、夫も押さえ込み、看護師さんも押さえ込み、大人3人掛かりで2歳児を押さえ込んだ。それでもみんな汗だくで、看護師さんが一言「す、、、すごいですね。」と。熱があるとは思えぬ大暴れぶりであった。これをあと何日も続けるのかと思うと目眩がした。
じっとしていられない幼児で中耳炎になると、大変だということがよく分かりました。鼻水を放置することが、幼児には非常に危険だということもよく分かりました。小さいお子様をお持ちの皆様、鼻水は吸ってやってください。
現在私はもちろんのこと、夫も体調を崩し、我が家は静まり返った3連休を過ごしています。